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能年玲奈が主演のアニメ映画プロモで元所属事務所からテレビ局に妨害圧力!? 直前に出演を差し止めた番組も…

 周知の通り、レプロ側はのんが事務所を離れてからも継続して妨害を続けている。「週刊文春」16年7月28日号の記事によれば、契約が終了する間近の6月下旬、レプロから能年側に、昨年4月から今年の6月まで彼女が事務所側からの面談に応じなかったため仕事を提供できなかったとして、その15カ月分の契約延長を求める文書が送付されてくるとともに、もう一つ申入れがあったと記されている。

 それは、契約が終了しても「能年玲奈」を芸名として使用する場合には、レプロの許可が必要というものであった。「能年玲奈」は本名であるため、前所属事務所に使用を制限される謂れはなく、法的には公序良俗違反でこの契約条項は無効になるのではとの見方が強いが、「週刊文春」の取材を受けたレプロ側の担当者は「一般論として、その旨の契約がタレントとの間で締結されている場合には、当事者はその契約に拘束されるものと考えます」と答えたと言う。

 周知の通り、こうして彼女は芸名を「のん」に変え、再スタートを切ることになるのだが、その皮切りに「FRIDAY」(講談社)16年7月29日号と「週刊文春」16年7月21日号にグラビアで登場した際、またもや騒動が起こる。この二誌が発売された直後、レプロは文書でコメントを発表。15年1月から今年6月までの期間は能年側が仕事や話し合いを拒否していたため契約不履行とみなし、その分の契約延長を申し入れているため、まだ契約は終了していないと主張したのだ。また、能年が改名して活動を再開したことに関し、同社は法的対処も含め検討しているとしている。そういった妨害工作はいまでも続いているようで、10月25日現在でもレプロのホームページ内にはまだ能年玲奈が所属タレントとして掲載されたままだ。

 では、もう彼女の味方をしてくれるメディアはどこにもないのかというと、そんなことはない。雑誌メディアの多くは『この世界の片隅に』に関する記事を掲載しているのだ。

「映画秘宝」(洋泉社)、「キネマ旬報」(キネマ旬報社)、「CUT」(ロッキング・オン)といった映画専門誌。アニメ専門誌の「アニメージュ」(徳間書店)。「エンタミクス」(KADOKAWA)、「月刊ENTAME」(徳間書店)、「EX大衆」(双葉社)といった総合エンタメ誌。「CREA」(文藝春秋)、「SPUR」(集英社)、「リンネル」(宝島社)といった女性ファッション誌までジャンル問わず幅広く『この世界の片隅に』を取り上げている。

 改名直後、復帰に向けたバックアップをした「FRIDAY」「週刊文春」をはじめ、公開週が近づくにつれ、その数はさらに増えていくだろう。

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