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辛坊治郎が「土人」発言擁護のためにデマ連発! 高江の住民は大半が反対なのに「ヘリパッド作ってほしい人が圧倒的」

 これを「騒音が問題にならない場所」などと語るのは、完全に住民を無視しているか、あるいは「140人程度しか住民がいないのなら我慢すればいい」と言っているようなものだ。辛坊は「なんで反対してるのか訳わかんない」と何食わぬ顔で言うが、単純に自分の家のすぐ近所にヘリパッドが設置されたらと考えたらわかる話だ。

 つまり“基地を沖縄に押し付けたい派”の辛坊は、こうやって不都合な話には目も向けず、デマを流すのに必死なのだ。

 いや、それだけではない。肝心の「土人」発言問題について辛坊は、前述した本日のラジオ番組で、到底信じられない話をはじめた。それは、今回の事件で新聞が「土人」と繰り返し記述していたことを論拠に挙げ、こう言い出したのである。

「『土人』という言葉がある意味、放送で使ってはいけない言葉であるとか、差別的な言葉であるというような(ことはない)。つまり日本語として死語にもうなってるんだろうなあ。つまり土人と言ったからといって怒ってくる人は誰もいない」

 一体、この男は沖縄をどれだけ馬鹿にするつもりなのだろう。今回、「土人」という言葉が差別的な文脈で使用されたことは明々白々であり、むしろ差別用語として「死語」になっていないことを証明する事件だったはずだ。それを言葉がもつ歴史性など全部なしにして、「土人と言っても誰も怒らない」などと宣うのである。

 もちろん、ここまで辛坊が今回の問題を矮小化しようと必死なのは、橋下徹や松井一郎をはじめ、日本維新の会とベッタリの関係があるからだろう。実際、2011年に橋下が府知事から市長に鞍替えした選挙では、府知事候補として維新から出馬要請があったことを辛坊本人も認めているし、いまだに維新から政界に進出するのではないかという噂は囁かれつづけている。逆に松井府知事からしてみれば、今回の件でもメディアを通して問題を矮小化してくれる辛坊の存在は、大いにありがたいことだろう。

 だが、このように平気でデマを流し差別さえ容認する人物を、メディアが重宝しているというのがいまの現実だ。関西では、今回の松井府知事の言動に批判的な見方をする番組がある一方で、辛坊と同じような論調で反対運動を貶める内容も放送されている。今後も辛坊は、松井擁護と沖縄のデマ拡散にいそしむだろうが、どうかくれぐれも視聴者は騙されないでほしいと願うしかない。
(編集部)

最終更新:2017.11.12 02:31

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