どうしたら「文春」に書かれないか。「センテンス・スプリングの執筆者になること」という林の言葉どおり、作家のなかでも、「文春」連載陣はタブー中のタブーなのだ。
上野の場合、自分が「文春」に連載しているわけではなく、その息子と結婚しただけだが、作家本人でなくても、前述の百田とさくら夫人のように作家の家族や作家がバックについたら、「文春」は厳しい批判は一切書かなくなってしまう。
賭けてもいいが、この先、上野が何かトラブルを起こしたとしても、「上野樹里と平野レミの嫁姑バトル」「ワガママ女優・上野樹里が奇行でご近所トラブル」なんて見出しが“文春砲”として躍ることは絶対にないはずだ。
そう考えると、文春に書かれたくない、でも執筆者になるような文才はないという芸能人は、「執筆者の子どもと結婚」あるいは「執筆者と結婚」狙いでいくのもアリかもしれない?
(本田コッペ)
最終更新:2016.06.02 07:13