「人口知能(AI)の搭載により人間と会話し、みずからの足で歩くこともできる『人口知能搭載ダッチワイフ』が、いよいよ実用化しそうなんですよ」
「開発中とはいえ、すごい完成度。目や口が自然に動き、表情も作れて、日常会話ができる。当然、口はフェラチオにも対応。既存のダッチワイフに『頭の部分のみ取り付けるタイプ』は今年中にも実用化できるのではと言われています。価格は120万円程度になるでしょう。頭部だけでなく『全身が人口知能で制御されたタイプ』だと800万円前後です」
ソフトバンクグループが開発したPepperなど、各企業でAIの開発・研究の成果が徐々に表れつつある昨今。ついに「セックス」の領域にまでAIが進出する時代がすぐそこまで来ているのである。近い将来、「えっ!? お前、まだ人間とヤッてんの?」なんて会話がなされる「人間とのセックスオワコン時代」がやって来るのかもしれない。
しかし、このAI以上に我々の「セックス観」を根本から変えてしまうかもしれないとされているのが「仮想現実」「VR(ヴァーチャル・リアリティ)」である。
「Oculus Rift」や「Gear VR」といった、低価格のヘッドマウントディスプレイが開発されたことで一気に火がついたVR市場。特に海外においてはこれらに対応したVRポルノの開発も盛んで、まるで目の前にAV女優がいるかのような体験をすることができるコンテンツが急ピッチで開発されている。日本でもDMMが360°視覚体験ができるVR対応のアダルト動画の開発を進めており、サイトでは体験版も公開されている。本格的な商品化も時間の問題だろう。
しかし、驚くのはまだ早い。最新技術を用いれば、視覚・聴覚のみならず、触覚まで完全にセックス疑似体験が可能になるのである。その技術は「VR+1D」と呼ばれている。「1D」とは、ビデオの映像に様々な周辺機器を連動させるシステムのこと。この技術を用いると、映画やゲームのアクションシーンに合わせてソファなどを動かし、より臨場感を増した映像体験ができるようになる。映画館で導入されている「4D」のようなものだと言えば分かりやすいだろうか。
この「VR+1D」の技術がAVと組み合わさると、どんなコンテンツが生み出されるのか──ひとつ例をあげれば、機械式オナホールとAVの映像を連動させることで、画面に映る女優が手コキやフェラをしたらオナホールもそれと連動して動いてくれる。それにより、本当に性行為をしているかのような疑似体験ができるのである。「VR+1D」により、そんな新時代のコンテンツが生まれる。