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テレ朝「橋下徹の冠番組」こそ放送法違反だ! 私人と“政党の支配者”を使い分けるダブルスタンダードを許すな

「橋下さんについては、多くの局がラブコールを送っていましたが、ほとんどは、上層部の『政治色が強すぎる』という判断で、レギュラーは見送られたと聞きます。そんななかでテレビ朝日だけ上層部のGOが出たというのは、早河(洋)会長はじめ、今のテレ朝のトップが安倍政権の方しか向いていないからですよ。とにかく、官邸に睨まれることだけを異常に恐れ、それ以外のバランス感覚を完全に失っている。おそらく今回も『橋下の番組なら官邸も歓迎してくれる、むしろ他の番組への圧力を弱めることができる』と考えたんじゃないでしょうか。現場もバラエティ班なんで、『まずいんじゃないか』という空気はまったくないですよ。むしろ、橋下さんが持ってる数字に期待してるんじゃないですか(笑)」(テレビ朝日関係者)

 まったく、報道機関としての矜持もへったくれもない話だが、しかし、これは新聞メディアも“同罪”だ。今回の橋下新番組に関する報道姿勢を見れば一目瞭然、朝日・毎日・読売は判を押したようなベタ記事で、せいぜい「政界復帰が遠のいたとの見方が広がった」などと加えるだけ。橋下氏のレギュラー番組が国政に与える影響を批評するものは、ひとつたりともなかった。

 ようするに、橋下人気に乗っかって改憲を後押ししようというテレビ局は論外だとしても、大新聞までもが「私人」を振りかざす橋下氏に対して、すでに萎縮しているのだ。もはや“権力とメディアの距離”に言及することすら、この国のマスコミには期待できないということなのだろうか。
(宮島みつや)

最終更新:2016.02.24 02:06

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