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林真理子がSMAP飯島マネージャーを徹底擁護!「SMAPを大スターにしたのは彼女」「騒動は週刊文春のせい」

 林氏が「文春」に矛先を向ける理由は、言わずもがな、昨年1月に「文春」が掲載したメリー喜多川副社長へのインタビューの存在だ。このインタビューのなかでメリー氏は、飯島氏に対して「(娘の藤島ジュリー氏と)対立するならSMAPを連れても今日から出て行ってもらう。あなたは辞めなさい」とパワハラ解雇を迫っており、これがSMAP独立への引き金となった。

 そして、林氏は、これがメリー氏のカンに触ることを言い、巧妙に挑発し怒らせてメリー氏の発言を引き出した「文春」のせいだと言うのだ。さらに林氏は、メリー氏に呼び出され、公開説教された飯島氏の心情を、こう代弁してみせるのである。

〈活字であれほど確執があらわになったら、マネージャーさんもいたたまれまい。はっきりと力関係を知らしめることにもなった。彼女のプライドはずたずたである〉

 まるで傷ついた飯島氏に寄り添うかのような言葉だが、林氏は飯島氏と事務所のバランスを「文春」が崩壊させたと指摘する。

〈賢い彼女は、バランスを取りながらフロント陣とうまくつき合ってきたのだ。それをいっきに崩壊したのが、あの週刊文春のインタビューだったのである〉

 そして林氏は、〈もしSMAPが解散となったら文春のせいだからね〉と畳みかける。

 ……このコラム、一見すると林氏がSMAPが好きすぎて力が入り、勢い余って「文春」批判を行っている感じだが、実際はもっと深い意図がありそうだ。

 というのも、林氏はコラムで〈(飯島氏と)おめにかかったことがあるが〉などと表現しているだけだが、実はこのふたり、親しい仲であるらしいからだ。

 林氏は、SMAP関連本を一手に手がけ飯島氏と非常に親しいといわれていたマガジンハウスの担当編集者とも懇意にしており、いわばマスコミ界の飯島ファミリーのひとりと目されていた。

 しかも、この数年の林氏のブログを見ると、ちょくちょくジャニーズの舞台を観に行っているのだが、SMAP、A.B.C-Z、Sexy Zoneなど、そのほとんどが“飯島派”のタレントのステージばかりなのだ。

 そういう目で見ると、今回のコラムも「文春」批判と見せかけた飯島擁護、そしてメリー氏批判のようにも思えてくるのだ。

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