また、生謝罪の翌日、本サイトは、キムタクの裏切りの背景として、メリー喜多川副社長とかなり前からつながっていたことを指摘。妻・工藤静香がメリー氏へ必死にアプローチし、キムタク夫婦はメリー氏と一緒に食事をしたり、家に招いたりする家族ぐるみの交際をするようになったと報じたが、これについてもメリー氏はインタビューの中で「静香とは食事もします」と、はっきり認めていた。
しかも、驚いたのは、メリー氏がこの静香との交友を「特別なことじゃない」と釈明する過程で、逆に「特別な関係」を露呈させてしまっていたことだ。
「静香に言ったら『あれ、だって普通のことじゃないですか。なにかおかしいですか?』と言っていましたよ」
「マッチ(近藤真彦)のところだって、ヒガシ(東山紀之)のとこだって、他のタレントだって同じようにしていますよ」
ようするに、騒動の渦中にも静香と連絡を取り合っていたことを認めた上、木村家を二大幹部であるマッチ、ヒガシと並ぶ扱いで語っているのだ。これについては、スポーツ紙記者も驚きを隠さない。
「メリー氏はとにかくプライベートも含めた家族ぐるみの付き合いをしている人間しか信用しない。タレントでは、近藤真彦、東山紀之、岡本健一の3人だけで、この3人が、将来、幹部として娘のジュリー氏を支えて、盛りたてていくというのは、ジャニーズ関係者の暗黙の了解だった。それが今回、3人のうちのトップ2とキムタクを並べて語ったわけですからね。メリー氏の中で、キムタクは完全に幹部扱いになっているということ。さすがにこれにはびっくりしました」
まさに、「メリー氏とキムタクが結託してSMAPを殺した」という構図がかいまみえたわけだが、しかし、メリー氏が“真相の片鱗”を見せたのはここまで。インタビューの他の部分は、率直に言って、都合の悪いことをネグり、自分に都合のいいように事実を捻じ曲げ、終始、身勝手な言い分を主張し続ける、読むに耐えないシロモノだった。
まず、メリー氏はインタビューの中で、ひたすら「私は4人を追い出そうとしていない」と主張、そして、直接謝罪にくれば、受け入れるつもりだったのに中居ら4人が謝罪に来なかった、と中居らのせいにし続けていた。
しかし、本サイトで何度も指摘しているように、昨年1月の「週刊文春」のインタビューでは、記者の面前に飯島三智マネージャーを呼び出し、メリー氏自ら「SMAPを連れて出て行ってもらう」と、それこそ「新潮」が一週間前に書いていた“パワハラ解雇通告”を行っていた。
これで、飯島氏は腹をくくり、独立に向けて動かざるをえなくなったのだ。メリー氏は自分が言い放った言葉を忘れてしまったのだろうか。