このパーティーには、AKB48劇場支配人の茅野しのぶ氏や、AKS関連会社社長の北川謙二氏なども参加している一方、電通の社員も2名参加しているのが問題となった。
AKB48は活動初期から電通と二人三脚で歩んできた。ありとあらゆる場面でビジネスを恊働し、また、AKB自体そこまでのブレイクは果たしていないのにも関わらず、全国ネットで冠番組をもてたのには、電通のバックアップが重要な意味を果たしている。
そのようなバックグラウンドがあるので、「AKBのメンバーが電通社員に枕を強制されている」といった都市伝説はまことしやかに囁かれてきたが、まさにそれが証明されてしまったかたちだ。
AKB運営側はこの写真についてなんらリアクションを起こしていないが、業界の「闇」を垣間みるような出来事であった。
★4位 今年も崩れることはなかったメディアの「AKBタブー」
指原莉乃の「エッチだってしたのにふざけんなよ」、峯岸みなみの坊主事件、AKBグループ総支配人・戸賀崎智信氏の脱法ハーブ吸引写真など、毎年世間を賑わせるAKBグループのスキャンダルだが、今年も相変わらずスキャンダル目白押しの一年だった。
まずは、3月、AKB関連会社の元役員がAKBメンバーの盗撮動画などを大量に保持していたということが明るみになった。撮影されていた時期は09年から10年にかけて。そのなかには、楽屋や控え室での着替えの場面だけでなく、トイレの盗撮まで含まれていたという。
この他、恋愛がらみのスキャンダルのなかで最も話題にあがったのは、柏木由紀と手越祐也(NEWS)がスキー旅行で撮ったと思われる写真だ。記事には、手越が柏木に抱きついている写真も含まれており、二人が深い関係であったことが読み取れる。さらに今月はじめには、いまも関係が続いているとの続報もあった。
そして、最も衝撃的だったのが、8月に結成されたばかりの欅坂46のメンバー・原田まゆが中学時代に副担任の教師と撮ったプリクラ写真が流出した件だ。写真は二人がキスしていたり、教師が原田の胸を揉んでいたりと、未成年淫行の疑いがもたれるものだった。この報道を受け、教師の務める学校では全校集会と保護者会が開かれ、原田は活動辞退でグループから抜けることになった。