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石田純一が国会前デモで安保法案反対を叫んだ! 「戦争は文化ではありません」

石田純一オフィシャルサイトより

 現在、国会では参議院本会議で安保法制の採決を阻止しようと、問責決議案提出によって野党が引き延ばし作戦に打って出ている。──そんな国会の前で行われている反対デモに、思わぬ人物が現れてスピーチの壇上に上がり、デモ参加者のあいだでどよめきが起こった。

 その人物とは、俳優であり“平成の色男”とも呼ばれた、あの石田純一。しかも石田は、“集団的自衛権は必要じゃない!”と、強く訴えたのだ。

 セーターを肩がけするというおなじみのファッションに身を包んだ石田は、まず、このように熱っぽく語り始めた。

「ぼくたちが言えるのは、いま、ここで、いろんな方の意見があるという、そういう国(であるということ)。まだものが言える国。そういうことが、ぼくたちにはまだまだ救いがあると。そして、こんなにたくさんの方が毎日毎日……きょうも、ぼくは京都の(デモ)も見て参りました。(中略)やっぱりここ何年も、政治に無関心で何も言ってこなかった人たちでさえ、こうやって立ち上がってるんです」

 そして石田は、集団的自衛権の行使に対する疑問を口にする。

「ひとつだけ言いたいことがあります。攻められたらどうするんだ、そういうことを、いろんなTwitterやメディアでも聞きます。でもそれは(中略)個別的自衛権、攻められたらそこで周辺事態で、なんとかなるわけですよ。ここにきて、たしかにアメリカは同盟国でありますけれども、わざわざ中近東に行って、その彼ら(米軍)を助ける必要があるのか。ないですよね?」
 
「われわれの子どもたち、孫たちがずっと平和に暮らしていけるように、この国を守るというのは、個別的自衛権でも守れるんです! なんでわざわざ、集団的自衛権が必要なのか? そんなにアメリカの機嫌が取りたいですか? アメリカは、もちろんわれわれの友だちで、同盟国ではあります。でも、やはり、間違っている、違ってる、なにかそういうことは友だちでもちゃんと言えなくちゃ、おかしいと思います!」

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