「週刊実話」2015年8月20・27日合併号(日本ジャーナル出版)
先日、本サイトで紹介して大反響を呼んだ現役ヤクザ100人への安保法制アンケート。 「安倍のようなお坊ちゃんで、ケンカもしたことないようなヤツに戦争なんか任せられないし、付き合えない」 「いきなり『戦争』って、冗談も大概にしとけと思う」 「国会で議論している皆さんは、戦争や抗争で殺されたヤツの死体を見たことあるんかいの?」 「安保法案はコスパにあわない」
などの痛烈な意見が集まり、右寄り思想のヤクザにまで批判される安保法案って……と、読者を大いに驚かせた。 この反響を受けてか、くだんのアンケートを実施した「週刊実話」(日本ジャーナル出版)が15年8月20・27日合併号で第二弾を掲載している。今度は、題して「もしも安倍首相があなたの親分だったら従えますか? ヤクザが採点! “安倍親分”の通信簿」。つまり、安部首相に「親分としての器」があるのかどうか、現役でヤクザ稼業を営む男たちに採点してもらったということらしい。 その成績は……、当然のことながら、完全に落第寸前。 まずダメなところとしてあげられたのが、議論のできなさ加減。鋭い質問をぶつけられると、しどろもどろであやふやな答えを返し、もう逃げ切れないと思ったら逆ギレする安倍の態度には堅気の市民も嘲笑しているが、それはヤクザ者たちも同じだった。 「中国のとぼけたオッサンにシカトされて、韓国のヒステリーオバサンに無視された揚げ句に国会では辻元のババアにやり込められて、意地になって野次を飛ばす。これが自分の親分なら、情けなくて涙が出ますわ。一度でええから親分らしいとこ見せてぇな。あんな親分に命は張れんで」(関西系組織中堅・30代) そして、安倍の最低なところといえば、国民の命に関わる安保法案についてまともに説明しようともせず、しかも、まったく理解や賛同も得られないままにゴリ押しで通してしまったところだが、これに対してはヤクザならではの表現でこう切り捨てる。