小説、マンガ、ビジネス、週刊誌…本と雑誌のニュース/リテラ

浅田真央の父親が「暴行で逮捕」報道もマスコミは沈黙…真央ちゃんはなぜタブーなのか? 過去には謝罪放送、出版中止も

「真央は大好きだった母・匡子さんのメディアに対する姿勢を踏襲しているのです。表向き対応しているのは、マネジメント会社や関係者ですが、実際は、真央の希望によるものです。メディア側にすれば今後真央が引退するにしても現役を続行するにしても真央の話題性は抜群です。もしへそを曲げられて取材拒否ともなれば一大事だし、また引退後はキャスターやバラエティに引っぱり出そうと虎視眈々と狙ってもいる。そのため、真央の意向に反した報道などあり得ないんです」(前出・出版関係者)

 確かに「週刊新潮」でも真央のしっかりぶり、“我が道をいく”エピソードが記されている。真央パパの交際女性の告白によると、匡子さんが亡くなった後、真央を支えてきたのが父親だった。毎日の送り迎え、食事などの面倒を一生懸命見ていたという。

 しかし13年、真央は名古屋の自宅からひとり横浜に転居した。その際、真央が取った行動はなかなかしっかりしたものだった。

「生活費や経費として、真央さんの個人事務所から50万円が××(父親のこと)に渡されていたのが、13年になって“真央は家を出るからパパはひとりでやってくれる?”と告げられ、月8万円に減らされてしまった」(交際女性のコメント)

 おそらく真央のこと、メディア対策も自立してしっかりやっていたのだろう。しかも、真央には熱狂的ファンという強い味方もついている。これに関しあるテレビ局関係者がこう証言する。

「真央や事務所の力もありますが、それ以上に大きいのが熱狂的ファンの抗議、クレームです。少しでも真央に関するネガティブな評価などをコメントすると、抗議が殺到する。またライバル選手、特にキム・ヨナと一緒に取り上げる時は神経を使います。少しでもキム選手を利するようなコメントをするだけで、まさに抗議殺到ですからね。こういう抗議を恐れて、過剰に神経質になっているという側面もある」

 実際、元フィギュア選手で金メダリスト・荒川静香もソチ五輪で解説をした際、「真央に嫉妬している」「不仲」と炎上し、『誰も語らなかった 知って感じるフィギアスケート観戦術』(朝日新書)を出版した際も、「真央ちゃんよりキム・ヨナを褒めている」との批判にさらされた。

 父親の事件はともかく、冷静にアスリートとしての真央を検証することさえ困難なこの状況は、真央の今後のためにも決してよい状況ではないと思うのだが。
(林グンマ)

最終更新:2016.08.05 06:26

関連記事

編集部おすすめ

話題の記事

人気記事ランキング

話題のキーワード

リテラをフォローする

フォローすると、タイムラインで
リテラの最新記事が確認できます。