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新国立競技場の戦犯がいつのまにか被害者面! 東京五輪組織委員長・森喜朗の無反省、無責任、無神経言動録

 もっとも有名なのがいわゆる「神の国発言」だ。神道政治連盟国会議員懇談会で「日本はまさに天皇を中心とした神の国であることを国民の皆さんにしっかりと承知していただく」と発言、戦前への回帰、国体主義者と大きな批判を受けたのだが、それ以外にも次々と放言を繰り返し、世間を大いに呆れさせたのだ。

 まずは首相就任早々、記者に「首相は大変ですか?」と聞かれ「汗もぐちゃぐちゃにかいているし、気持ち悪くて」などとトンチンカンな答えをするのはまだご愛嬌。新聞に掲載される首相動静についても「何時に起きたのか記者が電話してくる。あんなの嘘ついてもいいんだろ?」と言いたい放題だ。

 また首相就任直前には沖縄に対して、こんなことまで言っている。

「沖縄では君が代を教わってこなかった。沖縄の教職員組合は共産党が支配していて、何でも国に反対する。琉球新報、沖縄タイムスもそうだ」

 そのため首相就任後初めて沖縄を訪れた森は、沖縄県民に謝罪を余儀なくされた。

 しかし、それでも全然懲りない、反省しないのが森の身上であり“サメの脳みそ”と言われる所以だろう。

 2000年6月に行われた総選挙では、「無党派層は寝ててくれればいい」と選挙権行使の放棄を推奨して大顰蹙を買い、「君らは僕をバカだと思っているかも知れないが、僕はバカだと思っていない」と一国の最高権力者とは思えない実も蓋もない発言をする。またユーゴスラビアの大統領選の決選投票への自身の考えについて聞かれた際には「あっ、そう。考えなんて、人の国のことだからないよ」と国際情勢への無知、無関心ぶりを晒している。
 
 まだまだある。

「(戦前の)教育勅語のいいところは採用すべきだ」
「(初出馬の際)私が立候補の挨拶に行くと、農作業している人が全部家に入っていく。なんだかエイズが来たように思われて」
「大阪は“たんつぼ”」
「これだけ叩かれても、体重は相変わらず100キロをキープしています!」
「(パソコンを)出来ない人は『日陰』と言うんだ。日が当たらないという意味ね」

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