川上アキラ『ももクロ流 5人へ伝えたこと 5人から教わったこと』(日経BP社)
ももいろクローバーZの高城れにが、私立恵比寿中学、たこやきレインボー、超特急など、勢いのある妹分・弟分ユニットに対し、「最近、ももクロの妹分、弟分とか言っているグループもいますが、私は認めていません」と発言し話題となっている。
また、リーダーの百田夏菜子も、妹分グループを「直接交渉に来ていない」「非公認」と切り捨て、玉井詩織、佐々木彩夏も同調した。
その発言は、「ももクロもまだそんな立場じゃないだろ」など非難の声もあがった一方、ファンの間では“プロレス”的なエンターテインメントとして受け止められている。
しかし、この発言は“プロレス”などではなく、ガチなんじゃないか、という可能性が出てきた。というのも、ももクロVS妹分・弟分とまったく同じ構図の争いが、彼女らを支える大人たちの間でも勃発したのだ。
その発端となったのは、ももクロやエビ中らが所属するスターダストプロモーション芸能3部のトップである「理事長」こと藤下リョウジ氏のツイート。7月1日、ももいろクローバーZの代表曲である『行くぜっ!怪盗少女』の作曲家、ヒャダインこと前山田健一氏との会食の写真を自身のツイッターアカウントにアップしたことだった。
そのツイートでは「Z」ポーズをするヒャダインの写真に「前山田さんと打ち合わせの後お食事。まぁあれだよね、もうそろそろいいんじゃないの?」とのコメントをつけており、長らく噂されていたヒャダインとももクロの確執の雪解けが暗示されていた。