モテ男の伊勢谷友介だが実は…(「Men's JOKER」ベストセラーズ/15年2月号)
現在公開中の映画『新宿スワン』につづき、今月27日からは『天の茶助』が公開される伊勢谷友介。吉田松陰役として出演したNHKの大河ドラマ『花燃ゆ』は不調ながら、伊勢谷が代表を務める社会活動団体・リバースプロジェクトで松陰の松下村塾を復活させるなど、俳優業以外でも精力的に活動しているようだ。
一方、プライベートでは、古くは1999年に広末涼子とのバイク2人乗りデートが報じられたのを皮切りに、浜崎あゆみ、吉川ひなの、常盤貴子、木村佳乃などの女性たちと浮き名を流してきたが、長澤まさみとの破局以降、とんと噂も聞こえてこず。そんななか、現在発売中の「GINGER」(幻冬舎)7月号では理想の女性についてインタビューで回答。なんと、理想のタイプは勝間和代だと話している。
「僕がかなり理屈っぽいので(笑)、女性も同じように理屈っぽいぐらいの人のほうが好きですね。対等に物事を語り合える人がいい。『私、わかんな〜い』とか『これ可愛い〜♥』みたいな話しかできない人とは正直、苦手です(笑)。中身的には、勝間和代さんみたいな論理的に対抗できる女性が理想です!」
たしかに、先日『櫻井有吉アブナイ夜会』(TBS系)に出演した際も、パン好きの若手女優・大野いとがクロワッサン型のイヤリングを付けていたのを、すかさず伊勢谷は「耳にクロワッサン付けて素敵って思う気持ち全くわからん」とダメ出し。大野が「前世はフランス人だったと思う」と言えば、「そうね、フランス人だね」と白けた調子で腐し、有吉の役目である毒舌を自ら引き受けはじめていた。それは伊勢谷のSっ気が露わになった瞬間でもあったが、大野のパン語りには論理が感じられなかったのかもしれない。
しかし、じつは伊勢谷の恋愛・結婚観だって論理的には矛盾している。たとえば、前述のインタビューでは結婚願望について問われ、「本音としては、“結婚して子供を産むことが正しい”という今の世の中の風潮にちょっと疑問を感じていて」と回答。社会活動家らしく、生きていくのが大変な環境にある子どもと養子縁組する選択肢について言及し、「今ある価値観の幸せだけでいいのか、みんなと同じ幸せでいいのか、“考えること”はとても大事なことだと思うんです」と話している。
もちろんここまではいいのだが、問題は、弱点を訊かれて「掃除や洗濯を面倒くさがることです(笑)」と言い、こうつづけていることだ。