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靖国参拝で大炎上したジャスティン・ビーバー 実は日中韓の関係を熟知した確信犯だった!?

 そういえば14歳の頃の「ニガー」とチェーンソーの音をかけて人種差別的ジョークを飛ばしている動画が流出し、謝罪した直後に再びKKKに入るという替え歌を歌っていた動画が続けて流出。さらに罪を洗い流すために友人宅の浴槽で洗礼を受けたという事件もあった。

 まず問題行動をした後に一度謝罪をし、立て続けにさらに火に油を注ぐような事を起こすというのがジャスティン・ビーバーの戦略だとすると、これもまた計算づくで話題を途切れさせないようにする意図があったのかもしれない。だとすると彼は相当な策士ということになる。

 実際彼は大成功しているセレブだし世界中に数多くのファンがいる。話題の発言や画像が素早く流通するツイッターなどのSNSの特性を最も効果的に活用している人間だと言っても過言ではないだろう。そもそもYouTubeから人気が爆発したアーティストでもあるし、メディア戦略においてジャスティン・ビーバーに学ぶべきものは多いのではないだろうか?

 もちろんこうした見方はうがち過ぎで、本人は天然で騒動を巻き起こしてしまう体質なのかもしれない。ジャスティン・ビーバーの大ファンの囚人が刑務所の中で知り合った囚人にジャスティンの暗殺と去勢の依頼をしたが後から思い直して警察に自白したという事件や、ロシアの漁師がヒグマに襲われたが突然鳴り出したジャスティンの歌の着メロにヒグマが怖がって逃げ出した、などのスラップスティック映画めいたエピソードは意図して作れるものではないだろう。

 16歳の時出演したテレビ番組でドイツという国を知らなかった様子を見せるなどの頭が悪そうなエピソードもたくさんある。東日本大震災直後の2011年5月、余震や放射能を怖れるスタッフの反対を押し切ってジャパン・ツアーをキャンセルせずに来日したのも、単に放射能の危険性に関する知識がほとんどなかったからという見方もある。

 日本好きなのはおそらく本当なようで「日本は車を追いかけられて叩かれたりしない国だから好き」などとコメントをしている。現在では改心して大人しくなったような姿勢を見せているが、次にジャスティンが来日した時はまた罪のない騒動を起こして欲しい、というのは筆者の個人的な願望である。
(東池誠之)

最終更新:2015.06.07 11:04

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