中居くんもたじたじ(左・フジテレビ『ワイドナショー』番組ページより)
「少子化が解決しないのはSAMPのせい」──こんな珍妙な主張を松本人志が主張し、波紋を呼んでいる。
松本がこの主張を最初に披露したのは、今月5月10日に放映された『ワイドナショー』(フジテレビ系)でのこと。この日、番組のなかで「深刻化する少子化問題」が取り上げられたのだが、松本は最初からなぜか興奮気味だった。
まず、ゲストの社会学者・古市憲寿が「手遅れなんですよ。この10年って団塊ジュニア、日本で2番目に人口のボリュームが多いSMAP世代が出産適齢期だったんです。この10年にいろんな少子化対策をしていれば人口が増えたかもしれないのに、何もできず、子どもの人口が減っていった」と解説。MCの東野幸治が「どうですか? 松本さん。なんかいい案、いい手、あるんですかね?」と話題を振ると、突然こんな持論を展開しはじめたのだ。
「やっぱりジジイがもっと若い女とデキるようにならなきゃいけないでしょうね」「富裕層というか、そこそこお金持ちの人たちが余裕をもって、そういう状況をつくれるように、だから世の中変わっていかないとダメでしょうね。でも、いまは男に対して厳しすぎないですか〜?」
さらに松本は「これは極論で言うと」と前置きしながら、愛人の容認や一夫多妻制は少子化対策になるとし、「本当オレなんかじゃなく、安倍さん(首相)が言わないといけない」などと主張するのだ。
少子化だから金持ちのジジイと子づくりしろ、ってか。すべての女がカネで動くと思うなよ……などと真面目に取り合うのもバカバカしいが、ここで松本は本題のSMAPを俎上に載せる。
「SMAPはねー。5人もいて4人結婚してないってのは、たしかに問題は問題なのよね」
人気アイドルのSMAPが結婚しないから、それを見習って多くの若者男性も結婚しない。ファンの女性も結婚しないと言いたいらしい。しかも、翌週17日の放送では、松本に“少子化問題の元凶”と名指しされたSMAPのリーダー・中居正広がゲスト出演。松本は、今度は中居本人に結婚と出産を迫ったのだ。