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マスコミが書けないAKBと「電通」の爛れたシークレット飲み会…未成年飲酒も!

 ここに登場するのはAKB誕生前からプロジェクトに関わり、「AKBとスポンサーを引き合わせるだけでなく、テレビ番組『AKBINGO!』(日本テレビ)、『週刊AKB』(テレビ東京)の成立に積極的に関与するなど、ビジネスの幅を広げるように努めている」(対談リードより)という電通第7営業局営業部の藤田浩幸氏と、テレビ局ネットワーク5部長の阿比留一彦氏(肩書きはいずれも当時)の2人だ。

 飲み会でメンバーと乱痴気騒ぎを繰り広げていたK氏、M氏とは別人だが、2人は電通マンである自分たちとAKBとの関係についてこう語っている。

〈藤田 僕はドコモの担当営業をやっていて、当時はテレビ電話の普及に苦戦していて。その時に、秋元さんが阿比留に相談していたAKB48とタイアップしようと……。かなり大胆な企画とも思いましたが、ドコモさんが理解を示してくださった。ちょうどAKB48の二期メンバーのオーディションをやるから、それをテレビ電話を使ってテレビ電話オーディションを全国規模でやろうというのがスタートですね。今は秋元さんと多い時は週6日はご飯を食べて、雑談しながらいろんな企画を動かしています。(略)
 阿比留 まずは、レギュラー番組を! ということで、日本テレビさんにご相談させていただき、次はできるだけ全国に広げて行きたいってことで、今年『週刊AKB』(テレビ東京系/初の全国ネット)を始めさせていただきました。両輪なんですよね。『AKBINGO!』ではバラエティの濃さみたいなものを追求しつつ、『週刊AKB』では「チーム対抗運動会」といったイベントを企画する。(略)
 藤田 僕らがやっているのは、AKBというプラットホームの整備なんですよ。さまざまなメディアが乗り入れる、AKBプラットホームの装置がきちんと動くのを監視している。(略)スポンサー様にこのプラットホームを上手に利用していただきたい」

 代理店とメディアがタッグを組み、アイドルグループを全国規模へと売り出す仕掛けが自慢とともに語られている。こうして電通はAKBに絶大な影響力を持ち、利権を独占。両者の関係は“特別”というまでの間柄になっていったのだ。

 そして、この両者の蜜月関係の中で、しばしばささやかれるようになったのが電通担当社員とAKBトップメンバーの“シークレットな飲み会”だった。

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