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上西小百合議員の問題でも被害者面…橋下市長はなぜ不祥事の責任を問われないのか

「橋下さんにとって議員なんてただの数合わせ、資質や人柄なんてどうでもいいんですよ。しかも、橋下さんがああいうキャラだから、倫理観のかけらもないようなうさん臭い人間ばかり集まってくる。それを片っ端から議員にしている。維新の議員なんてみんな上西さんと似たり寄ったりですよ。実際には犯罪者予備軍のような人物さえまじっています」(政界関係者)

 それでいて、不祥事が発覚すると、知らんぷりを決め込むのだから、橋下徹という政治家の無責任ぶりにはただただ呆れるばかりだ。

 ただ、こうしたトンデモ議員は維新にかぎった話でもない。小泉チルドレン、小沢ガールズ……小選挙区制によるドミノ現象で、自民党でも民主党でも政治家の資質に欠けるトンデモ議員が続々と誕生してきた。今の安倍自民党でも、ネトウヨやヘイトスピーカーがそのまま国会議員や地方議員になっている。

「今はそもそも、政治家志望者のレベルが低くなっていますからね。各党とも新しい候補者を探すとなると、ああいうレベルになってしまう。とくに地方議員はひどい。おそらく、きたる統一地方選挙で各党がたてている地方議員候補者の身辺調査を真剣にやったら、金銭疑惑や過去の不祥事が山ほど出てくると思いますよ」(前出・政界関係者)

 政界の劣化ここにきわまれり、と言う感じだが、今回の騒動ではもうひとつ、メディアの動きにも疑問が残る。

 上西議員の疑惑は関西テレビと「週刊文春」(文藝春秋)が動いて表面化したのだが、ネタ元は、上西議員や橋下市長が指摘した通り、対立候補の自民党・渡嘉敷奈緒美議員の関係者だと言われている。

 もちろん、対立候補から情報が出ていようが、事実なら報道すべきだと思うが、問題は関西テレビの異常なまでの熱の入れようだ。

 橋下市長は会見で関西テレビに対して、「記者複数人がムービー持って1人を囲むなんてありえない。どういうことなんですか」とかみついていたが、たしかに、国家議員に対してここまでの取材をするのは珍しい。たとえば、もっと重大な疑惑が浮上した小渕優子議員や下村博文文科相をカメラを持って追いかけ回したテレビ局が一局でもあっただろうか。

「テレビ局は自民党議員には絶対ああいう取材のやり方はしません。政権与党を怒らせると、後でどんな圧力を加えられるかわからないですから。でも、逆にネタ元が自民党で、相手が野党だったら、平気で強引な取材をする。今回はその“強きを助け弱きをくじく”テレビ局の体質がもろに出た感じですね」(テレビ局関係者)

 劣化する政界に、堕落したメディア。もはやため息しか出ない。
(時田章広)

最終更新:2017.12.23 06:50

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