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セブンのつけ麺、明治のピザ、ファミマの炒飯…冷凍食品は危険物だらけ!?

 弁当の定番「ミートボール ナポリタンソース」(ケイエス冷凍食品)には、「躊躇なく添加された不安物質」が使用されているといい、「着色料のコチニールは、サボテンにつくエンジ虫から作られますが、アレルギーを発症する危険性が」あるほか、「発がん性が心配される加工デンプンは、ミートボールだけでなく、ソースでダブル使いされて」おり、さらに「増粘剤のカラギナンは大腸障害、リン酸塩はカルシウムの吸収抑制、発色剤の亜硝酸塩は発がん性の心配」があるといい、危険のオンパレードだ。

 まあ、弁当のおかずに冷凍食品は、1日1食中、ほんの数品だから、そこまで神経質にならなくてもよいかもしれない。問題は、ヘタすると3食とも大活躍しそうな、一人暮らしの独身者が重宝するタイプの主食系食品だ。

 まず一人暮らしに欠かせないラーメンだが、冒頭であげた「つけ麺」をはじめ、各メーカー危険度が高いことが指摘されている。「日清のラーメン屋さんしょうゆ」(日清食品冷凍)には11種類の添加物があり、「がん、大腸障害、リン 不安要素が勢ぞろい!」とされ、「横浜あんかけラーメン」(マルハニチロ)と「味噌ラーメン」(ファミリーマートコレクション)はどちらも異常な塩分の高さを指摘、「どんなラーメンでも、少なくともスープは残しましょう」と提唱する。

 ヘルシーな印象のうどんも意外に「落とし穴だらけ」だ。「肉うどん」(テーブルマーク)には「発がん性疑惑三大物質(たん白加水分解物、加工でん粉、カラメル色素)」が全て使用されており、ローソンPBバリューラインの「かけそば」も同様、「鴨だしそば」(日清食品冷凍)には「冷凍食品には不必要と思われる酸化防止剤」が使用されており、どれもバツマークがつく。

 炒飯は商品により評価が分かれている。「あおり炒めの焼豚炒飯」(マルハニチロ)は食欲ソソる美味しそうな見た目だが、2種類の着色料のおかげとあり、「添加物まみれ」に。ファミリーマートコレクションの『炒飯』も「添加物を非常に多く使っています。化学調味料以降、合計16種類あり、着色料だけで5種類も使っています」とし、それらを「ズラリと並んだ不安な添加物の代表格」と指摘する。

 さて、振り返ってみると、添加物はなんと恐ろしきものかと感じてしまうが、神経質すぎるのもストレスが溜まるだろう。それに、“無添加信者”になり、無添加と謳うものだけを食べようとしても、「無添加の明確な法的基準や定義がない」のだ。

「例えば砂糖は、製造段階で数多くの添加物を使うことが多いのですが、加工助剤とみなされ使った添加物の表示が免除されます。砂糖は無添加食品ではなく、添加物表示が免除されているだけなのです」といった裏事情もあり、突き詰めると砂糖を使用した「無添加」食品は、実は「無添加」ではない、ということなのだ。

 危険な添加物を理解し、便利な冷凍食品とバランスよくつきあっていきたいものである。
(羽屋川ふみ)

最終更新:2017.12.09 04:49

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