前編、中編と合わせて10人の候補者を紹介してきたが、彼らが極右政治家というだけでなく、ヘイト勢力やネット内のヘイターと深く関わっていることを感じていただけたと思う。いよいよ、次回はベスト5の発表だが、その前に前回に続いて、“極右ヘイト殿堂入り”候補者を発表したい。今回はふたり同時の発表だ。
ランキングを超えた“極右・オブ・極右”2人 詳しい説明はリテラの過去記事を!
★殿堂入り 石原慎太郎(次世代の党/東京ブロック比例)
★殿堂入り 田母神俊雄(次世代の党/東京12区)
“極右・オブ・極右”といっていい石原サンと田母神サン。本来なら、ベスト3に入れなければいけないのだが、前回の西村眞悟センセイと同様、レベルがちがいすぎるので、やはり殿堂入りにさせていただいた。
トンデモ発言も、石原サンは「三国人」に「支那と戦争して勝つ」、田母神サンも「大東亜戦争は聖戦だったのです」「集団的自衛権の行使はサヨクが反対しているので正しい政策なのです。また中国や韓国が反対する我が国の政策は基本的に正しいのです」など、目ん玉が飛び出そうな発言が満載だが、ひとつひとつあげていると、キリがないので、以下のリテラの過去記事を参照してほしい。
石原慎太郎がヤバすぎる!ついに「支那と戦争して勝つ」と明言!
(https://lite-ra.com/2014/08/post-334.html)
出馬表明の石原慎太郎がアメリカのスパイに操られているとの告発本が
(https://lite-ra.com/2014/11/post-643.html)
ネトウヨよ目を覚ませ! シリア拘束事件で田母神の冷たい本質が明らかに
(https://lite-ra.com/2014/08/post-379.html)
田母神候補に不倫と泥沼の離婚裁判報道! 選挙3日前に出る判決の影響は…
(https://lite-ra.com/2014/12/post-681.html)
ちなみに、石原サンは田母神サンのことをかなり意識しているようで、出馬表明表明前に「週刊文春」(文藝春秋)から直撃を受けた際も自分のことより先に「田母神は出るのか」と記者に聞いてきたという。このエピソードを聞くかぎり、「暴言大魔王」の跡目は石原サンから田母神サンに引き継がれ、まだまだ我々をうんざりさせてくれそうだ。
ということで、今回はここまで。最終回に発表する上位5名は、いわば今日のヘイトの潮流を生み出した張本人たちを名指しするつもりなので、どうかどうか、うんざりせずにおつきあいいただけるよう重ねてお願いしたい。
(梶田陽介)
最終更新:2014.12.13 07:44