小説、マンガ、ビジネス、週刊誌…本と雑誌のニュース/リテラ

吉高&仲間のWヒロイン司会が大本命!? 紅白歌合戦の司会を占う

 でも、我々の予想は少し違う。今年の赤組司会大本命は、ズバリ、その仲間と吉高由里子のWヒロイン司会だ。そういう意味で仲間も外れではないのだが、仲間ありきでオマケで吉高ではない。むしろNHKが隠し球的に狙っているのが吉高なのではないかということだ。昨年、綾瀬のたどたどしい司会は日本中が心配しつつ、噛んだり忘れたりする様を微笑ましく見守ったが、それが結果的に視聴者の心を掴んだ。奔放で不思議発言の多い吉高も、ハラハラ感でいえば綾瀬に負けないだろう。

 じつは、吉高自身が紅白の司会についてすでに言及している。それは、まだ『花子とアン』放送開始前の年始に行われた制作報告会見でのこと。「年末に紅白歌合戦の司会に抜擢されたら?」と質問された吉高は「私が司会をやったら、とんでもないことになりそう」と答えているのだ。さらにそれに続けて「そのときは仲間さんと一緒にやらせていただきたい」と。

 たしかに、綾瀬の司会も好評だったとはいえ、やはり肝心なところで台本を間違えたり忘れたり、放送事故ギリギリな線ではあった。吉高もひとりでは少々不安だが、司会に定評のある仲間と一緒なら進行面も安心できるし、吉高も持ち味である不思議ちゃんっぷりを存分に発揮できるのではないか。フランクな性格の吉高が、あの和田アキ子にもタメ口で話かけてしまうのか……日本中が手に汗握り見つめる、そんな予測不能な展開が期待できるかもしれない。

 今年は朝ドラ『花子とアン』や『アナと雪の女王』、『マレフィセント』『思い出のマーニー』など、Wヒロインものブームだった。今回、吉高と仲間がふたりで司会を務めれば、初のWヒロイン司会で話題性も抜群。Wヒロインつながりで『アナ雪』の松たか子も満を持して登場できる。ということで、今年は一年の締めくくりもWヒロイン推しでくると思うのだが、どうだろうか。
(島原らん)

最終更新:2015.01.19 05:42

関連記事

編集部おすすめ

話題の記事

人気記事ランキング

話題のキーワード

リテラをフォローする

フォローすると、タイムラインで
リテラの最新記事が確認できます。