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AKBやももクロはもう古い、今一番アツいハロプロ研修生とは?

 そんなハロプロ研修生だが、一体どんなレッスンが行われているのだろうか? エンタメ総合誌「ENTAME」(徳間書店)14年3月号の特集記事「ゼロから分かるハロプロ研修生講座」では、ハロプロ研修生の田辺奈菜美がレッスンについて話している。

「定例レッスンは毎週土日に3時間ずつあります。ヴォーカルとダンスと滑舌の授業があって、どのレッスンをするかは日によって違います」

 1日に1時間半のレッスンが2コマあり、基本的に2クラスに分けてレッスンを受ける。また、通常のボーカルレッスンのほかに、英語の楽曲を歌うレッスンもあり、アリアナ・グランデやブリトニー・スピアーズの楽曲などを練習しているという。ちなみに、滑舌の授業は、元テレビ朝日の篠田潤子アナが担当している。

 レッスンは主に都内で行われるが、ハロプロ研修生には地方在住のメンバーも多く、名古屋でも定期的にレッスンが開かれる。メンバーによっては定期レッスンだけでなく、個人的にレッスンを受けているケースもあるようで、たとえば「CDJournal」(音楽出版社)14年6月号のハロプロ研修生のインタビューでは、北海道在住の研修生・稲場愛香が「たまにチケット制のダンス・スクールに行ったりしています」と話している。

 ハロプロ研修生の基本となるのは3カ月に1回のペース行われる発表会『生タマゴShow!』だ。この『生タマゴShow!』では、披露する曲ごとにメンバーが選抜されるが、そこで出番が多いメンバーとそうではないメンバーが生じてくる。当然、研修生たちは、できるだけ多くの曲に選抜されるべくレッスンを積むわけだが、そのなかでメラメラとしたライバル心が芽生えてくる。

「Top Yell」(竹書房)14年7月号では「ハロプロパフォーマンス論」としてハロプロ研修生出身で現在Juice=Juiceのメンバーとして活動している高木紗友希と宮本佳林が対談をしているが、高木は研修生時代をこう振り返る。

「正直、研修生時代は他のメンバーが伸びてきたら素直に嬉しいとは感じられなかったんです(笑)。うかうかしているとイベントなどで選抜の座をとられるとか、そう言う風に考えていました」

 一方の宮本は、ハロプロ研修生からモーニング娘。'14の11期目メンバーとなった小田さくらへのライバル心を告白する。

「『彼女になりたい!!!』(註:ハロプロ研修生の最初のオリジナル曲)は小田さくらちゃんも参加していたんですよ。それで最初のソロパートはさくらちゃんに決まって、スゴく悔しかったのを覚えています。そういう競争意識は今も研修生の中にあると思います」

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