画像は「ハロプロ研修生オフィシャルファンクラブページ」より
現在、コアなアイドルファンの間で、もっとも熱いといわれているアイドル──。それは、AKB48でも、ももクロでもなく、ハロプロ研修生だという。
ハロプロ研修生とは、モーニング娘。'14やBerryz工房らが所属するハロー!プロジェクトの研修生のこと。小学6年生から高校2年生の29人が所属し、モーニング娘。への加入や新ユニットでのメジャーデビューを夢見て、歌やダンスのレッスンを重ねている。
とはいえ、単なるアイドルの卵と思ったら大間違いだ。ハイレベルなパフォーマンスで知られるハロプロのデビュー予備軍ということで、歌もダンスもかなりのもので、定期的に行われている発表会『生タマゴShow!』のチケットは、売り切れ続出の大人気となっている。
5月には、2013年に続いて2度目となる『ハロプロ研修生 発表会2014 〜春の公開実力診断テスト〜』が中野サンプラザで開催された。研修生全員が1年間のレッスンの成果を発表するべく、ソロでパフォーマンスを披露するというイベントで、2000枚以上のチケットはもちろんソールドアウト。ファン投票で決まる「ベストパフォーマンス賞」には、広島県出身の中学1年生・段原瑠々が輝いた。
BS日テレではハロプロ研修生のレギュラー番組『〜おねだりエンタメ!〜はぴ★ぷれ』が放送中。さらに、今年3月にはハロプロ研修生の主演ミュージカル『演劇女子部 「僕たち可憐な少年合唱団」』も上演された。ほかにも、グラビア誌『UTB』ではほぼ毎号、研修生のみのグラビアが掲載されるなど、もはや“研修生”と呼ぶには本格的すぎる活動をしているのだ。ハロプロに詳しいアイドルライターはこう話す。
「ハロプロ研修生には、今すぐにでもメジャーデビューできる逸材がごろごろいます。アイドルグループの研修組織は数多くありますが、ハロプロ研修生が間違いなくNo.1。特に、研修生のメンバーを中心に結成されたJuice=Juiceがデビューしてからは、そのパフォーマンスがどんどん進化しています。歌もダンスもルックスもハイレベルなので、ハロプロファンの間では“この研修生たちがいれば、向こう10年戦える”なんていわれてますよ。さすがは老舗ハロプロ、まさにエリートアイドル養成所といった感じですね」