NHKプレミアムドラマ『プラトニック』公式HPより
「あまり多くは語りたくありませんが、きちんとした媒体でお話させて頂くつもりです」
中山美穂が7月11日にツイッターでつぶやいたこの発言が、芸能マスコミの間で物議をかもしている。ツイートは元夫の辻仁成がブログで離婚を発表したことをうけてのものだったのだが、週刊誌記者やスポーツ紙記者たちが「あの上からの目線のものいいはなんだ。おれたちがきちんとした媒体じゃないといいたいのか」と怒り心頭に達しているらしいのだ。
「だって、きちんとした媒体じゃないでしょ」と中山にかわってツッコミたくなる気持ちもなくはないが、芸能記者たちが彼女に対して相当なストレスをためているのは事実だ。そもそも中山の離婚報道は、彼女の所属事務所の事実上のオーナーである芸能界のドン、バーニングプロのS会長周辺が一貫してリードしてきた。「スポーツニッポン」の離婚協議中という第一報はもちろん、その後も離婚をスムースに進めるためなのか、例の“中性化”をはじめとする辻仁成へのバッシング情報がしきりにバーニング周辺から流されていた。一方で、中山に対してはネガティブな情報は一切なし。「女性セブン」(小学館/6月5日号)が中山と音楽家の渋谷慶一郎との密会スクープした際も、まだ不倫関係だったにもかかわらず、美談仕立ての純愛として報じられた。
「我々マスコミはバーニングには絶対にさからえませんからね。彼女にも相当、気を使ってきた。こうやって大騒ぎしたのだってバーニングの意向をくんでやってるわけですし」(スポーツ紙記者)
ところが、当の中山はというと、4 月の帰国の際、空港で取材陣にカメラを向けられただけで「やめてもらえますか!」とブチ切れ。Twitterで「この国は平和なんだにゃ~」と報道陣を小バカにするような発言をしていた。そして、今回の「きちんとした媒体で話す」発言である。
「“きちんとした媒体”、どうせ、バーニングのS会長とべったりの雑誌で独占手記かインタビューをやって、単行本にするんでしょう」(週刊誌記者)
実際、中山美穂独占告白の舞台として、見城徹社長率いる幻冬舎の女性誌『GINGER』や文芸誌『papyrus』、あるいは見城氏がサイバーエージェント・藤田晋社長らとたちあげた新雑誌『DRESS』などの名前が挙がっている。