小説、マンガ、ビジネス、週刊誌…本と雑誌のニュース/リテラ

menu

小籔だけじゃない、吉本興業が政府PRで荒稼ぎ! ケンコバ、おかずクラブや尼神インターも 背景に安倍首相の意向

国交省はおかずクラブ、消費者庁はロバート秋山、防衛省は尼神インター

 すでに大きく報道されているが、このポスターはたんに小籔が出演したというだけでなく、制作そのものを吉本興業が請け負っており、その契約価格はなんと4070万円だった。

 11月28日の参院厚労委員会で立憲民主党・田島麻衣子議員の質問に答えた吉田学・厚労省医政局長によれば、このポスターの制作は、吉本興業に一括して業務委託したもので、今年5月に「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)国民向け普及啓発事業一式」として総合評価落札方式の一般競争入札にかけられ、申し込んだ2社のうち吉本が4070万円で落札したのだという。

 官公庁PRに4070万円という金額は明らかに高額すぎるし、異常だが、実は今回の厚労省による小籔ポスターは氷山の一角でしかない。

 本サイトで何度も取り上げているように、近年の吉本は、安倍政権や日本維新の会との“蜜月”を背景として、政府や地方自治体関係の仕事をどんどん増やしている。

 大阪市との包括連携協定、ダウンタウンの大阪万博誘致のアンバサダー就任、吉本芸人を大量投入した法務省のPR、さらに、吉本興業がNTTと共同でおこなう教育コンテンツなどを国内外に発信するプラットフォーム事業に、経産省が作った官民ファンド「クールジャパン機構」が最大100億円を出資することも明らかになった。

 そして、今回の小籔ポスターの一件であらためてわかったのは、吉本興業が想像以上に行政のありとあらゆるところに入り込み、細かいものまで、行政仕事を受注しまくっていることだ。

 実際、調べてみると、中央省庁だけでも、あるわあるわ。国土交通省は「建設業界における女性活躍推進施策」などで吉本と業務委託契約し、おかずクラブを起用。外務省は海外安全情報サービス「たびレジ」の登録推進大使にケンドーコバヤシを就任させている。

 また、内閣府は男女共同参画のキャンペーンのひとつとしてイシバシハザマの石橋尊久を「おとう飯」大使に任命。消費者庁はロバート・秋山竜次らを起用した“政策の中身をほぼ説明しない”ことを売りにしたナンセンスな政策PR動画を公開している。

 防衛省も自衛官募集キャンペーンにNON STYLEやフルーツポンチ、尼神インターらを投入した「ジェイTube」なる動画をつくっている。吉本芸人が現役自衛官と「銃剣道対決」をしたり「女性自衛官私服チェック」をしたりといった内容で、完全にバラエティ番組的なノリだ。

関連記事

編集部おすすめ

話題の記事

人気記事ランキング

カテゴリ別に読む読みで探す

話題のキーワード

リテラをフォローする

フォローすると、タイムラインで
リテラの最新記事が確認できます。

プッシュ通知を受け取る 通知を有効にする 通知を停止する