小説、マンガ、ビジネス、週刊誌…本と雑誌のニュース/リテラ

menu

ウィーン芸術展公認取り消しを会田誠、Chim↑Pomらが批判! あいトリ以降相次ぐ“検閲”はネトウヨ・極右政治家の共犯だ

あいトリ以降続発する“事実上の検閲”事件! しんゆり映画祭、伊勢市の美術展でも

 現在のところ、「Japan Unlimited」は日本政府の公認こそ取り消されたものの、展示は続けられているというが、いずれにしても、今回の件が「あいちトリエンナーレ」の「表現の不自由展・その後」をめぐる展示中止問題と地続きにある。

「表現の不自由展」では、右派の電凸攻撃や脅迫・テロ予告と、政権に近い極右政治家たちの攻撃によって、一時展示中止に追い込まれた。そして、文化庁があいトリ全体の補助金を取り消すという暴挙に出た。つまり、ネトウヨが騒いでクレームをつければ「表現の自由」や行政の補助金にストップをかけられるという前例をつくってしまったのだ。ネトウヨたちが味をしめたことは疑いなく、役所も政権を忖度して芸術に平気で口を出すようになってしまった。

 実際、あいトリの問題以降、行政による検閲や、萎縮した主催者の自主規制が続いている。

 たとえば、本サイトでも報じてきたように、川崎市の市民映画祭「KAWASAKIしんゆり映画祭」では、慰安婦問題を扱ったドキュメンタリー映画『主戦場』(ミキ・デザキ監督)の上映が当初決まっていたにもかかわらず、川崎市側から主催者への「懸念」を受けて、映画祭側が上映を取り消すという萎縮問題が起きた(その後、映画関係者や市民の声を受け、主催者が警備ボランティアなどを募集、安全面に考慮したうえで11月4日に『主戦場』を上映した)。

 さらに、先月末には三重県伊勢市の「伊勢市美術展覧会」で、主催の伊勢市が、グラフィックデザイナー・花井利彦氏制作の作品のなかに慰安婦問題を象徴する少女像の画像が配置されていることを問題視し、展示を拒否。鈴木健一・伊勢市長は「あいちトリエンナーレ」の事件を念頭に「作品への妨害や脅迫といった安全面で危惧のある展示は避けたい」などと理由付けしたが、明らかに過剰反応であり、行政による事実上の検閲と言わざるをえない。

関連記事

編集部おすすめ

話題の記事

人気記事ランキング

カテゴリ別に読む読みで探す

話題のキーワード

リテラをフォローする

フォローすると、タイムラインで
リテラの最新記事が確認できます。

プッシュ通知を受け取る 通知を有効にする 通知を停止する