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ジャニー喜多川社長死去でジャニーズ事務所が解禁時間を指定する報道統制! 嵐による病状発表の際も展覧会の情報告知を強制

嵐に発表させ、ジャニー社長の病気を利用したのはジュリー副社長か

 しかし、嵐のメンバーは東山や近藤のような幹部というわけでもないし、ジャニー氏ともそこまで関係が深いわけではない。他の多くのジャニーズタレントたちと同様に、ジュニア時代にはかわいがられていたとはいえ、デビューしてからは接点はさほど多いわけでもないと。デビュー後も、ジャニー氏と強い絆があったのは、先ごろ、後継者宣言をして芸能界を引退した滝沢秀明や、KinKi Kidsの2人だろう。実際、今日の会見で松潤が19日にお見舞いに行ったと言っていたが、滝沢や中居はその前日、18日にかけつけていた。

 にもかかわらず、嵐が発表することになったのは、ジャニーズ事務所の後継者である藤島ジュリー景子副社長のごり押しだった可能性が高い。

「ジュリー副社長は、嵐のブレイクを自分の手柄にして、一番かわいがってきましたからね。メリーさんが推してきたマッチやヒガシ、ジャニーさんが可愛がっていた滝沢を差し置いて、嵐を名実ともにジャニーズの看板に推しあげたいのでしょう。まあ、それはいいですが、ジャニーズの祖である人物の病状をイベント告知に利用してしまうとは……。ビジネス優先でこういうことをやるから、ジュリーさんはスタッフや業界から信用されないんですよ」(ジャニーズ関係者)

 しかも、ジャニー社長の入院によって、ジュリー氏のこうしたビジネス優先の路線はますます強まっていくだろう。ジャニー氏が回復・復帰が可能な状況なのかは不明だが、今日の発表では「治療に専念することを最優先」と当面現場を離れることが明言されている。ジュリー氏にとっては、「口出しはされないけど、ジャニー氏の権威は利用できる」都合のいい状態なのだ。

「これからジュリー副社長は自分の推すタレントの売り出しや、自分の地位固めにジャニー氏のことを徹底的に利用するでしょう。一方、ジャニーさんが亡くなったら、独立するんじゃないかといわれていた中居正広、長瀬智也、堂本剛、錦戸亮といった独立予備軍は、しばらく身動きが取れないかもしれません。いまこの非常事態に独立するなど恩知らずなどと触れ回るでしょうから」(前出・週刊誌記者)

 しかし、ジュリー副社長が支配を強め、前面に出れば出るほど、今回の容態発表のように、その芸能に愛情のない儲け主義がだだ漏れになり、ジャニーズ離れはどんどん進んでいくことになるのではないか。この人が後継者であるかぎりジャニーズの“終わりのはじまり”を止めることはできない気がするのだが……。

最終更新:2019.07.10 01:46

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