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安倍首相がまたやらかし! 加計とのゴルフ追及に「テニスならいいのか」、圧力問題では自分で嘘をバラし犯人を示唆

永田町でささやかれている圧力犯と安倍の示唆コメントが一致!

 実際、永田町ではいま、斎藤農水相に「石破支持なら大臣を辞職しろ」と圧力をかけた議員が実名で取り沙汰されているという。全国紙の官邸担当記者が苦笑いしながら解説する。

「まことしやかに名前が挙がっているのが、西村(官房副長官)さんと萩生田(光一・幹事長代行)さんですね。すでに複数の自民地方議員から圧力発言をバラされたように、西村さんはこの間、石破支持に回りそうな議員に対して露骨な締め付けをやってきた。萩生田さんも度々メディアへ圧力文書を送りつけたり、政敵を貶める怪情報を流すなど暗躍している。萩生田さんと西村さんは2003年初当選の同期で歳も一つ違い、萩生田は当選5回で西村は6回と、ともに入閣適齢期だけど大臣経験はない。一方、斎藤大臣は、年齢こそ上ですが、二人より少ない当選4回で登用された。総理がわざわざ言わなくてもいいのに『ジェラシー』とか『当選回数』とかと口を滑らせたのは、懐刀である萩生田さんか西村さんをイメージしていたとしか思えませんよ」

 ちなみに、安倍首相は前述のポロリ発言の直後、誤魔化すときに使う例の笑みを浮かべながら「別に(圧力は)犯罪を犯して(いるわけではない)……セクハラは犯罪ですから、(圧力は)犯罪ではない!わけですからね。ですからそれについてはやっぱり、えー、誰々がこう言ったと言えば、言われた人は反論すればいいじゃないですか、自分はこういうつもりで言ったと」などと予防線を張っていた。

 財務次官セクハラ問題の際、麻生太郎財務相が「セクハラ罪っていう罪はない」と発言し、のちに政府としても「現行法令において、『セクハラ罪』という罪は存在しない」とする答弁書を閣議決定したのは記憶に新しいところだが、石破氏が批判しているのは被害者のほうに「実名を出せ!」と恫喝したことであって、結局、安倍首相は問題がなんなのか全くわかっていないらしい。

 いずれにしても、総裁選で次々とあらわになった圧力の事実は、単に自民党のなかだけの問題ではなく、安倍政権の本質そのものを象徴している。国連までが懸念を示している日本政府によるマスコミへの報道圧力問題しかり、安倍政治に抗議する市民を「こんな人たち」呼ばわりしたこともまたしかり。安倍政権は自らに批判的な人々を恫喝することで、口を塞ごうとしているのである。

 こうした政治権力による圧力は、最終的に国民に向けられる。そのことを、わたしたちはゆめゆめ忘れてはならない。

最終更新:2018.09.18 05:01

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