自民党・竹下総務会長が安室と会って自粛要請したとの情報も
安室対策の中心人物として名前が挙がっているのはやはり、沖縄県知事選でずっと暗躍し続けている菅義偉官房長官だ。
「週刊文春」(9月20日号)も菅義偉官房長官が一時、安室の音楽プロモーターを通じて圧力をかけようとしていたことを報じている。
〈彼女の動向にピリピリしているのが、菅義偉官房長官だ。(中略)安室に関しては、「(契約先の)エイベックスの松浦(勝人会長)とは知り合いだから」と嘯いてる。
「菅氏は、安室のライブやツアーを一手に担う音楽プロモーターとも面識があります。菅氏は一時期、安室が県知事選で動かないように彼らに頼むべきか悩んでいました。結局、『安室はどうせ芸能界に復帰する。政治に関わることはないだろう』と判断して連絡するのは止めたようです」(菅氏周辺)〉
また、本サイトには、セブン-イレブンを通じて、安室サイドに働きかけているという情報も入ってきた。というのも、安室のラストライブをはじめとするイベントは、沖縄タイムスとセブン-イレブン・ジャパンの共同企画だからだ。
「菅官房長官は別件でも、セブン-イレブンのルートを使って圧力をかけたといわれています。セブン-イレブンは来年、沖縄に初出店する予定なんですが、県内のチェーン運営するのが金秀グループなんです。金秀グループの呉屋守将会長は、オール沖縄の中心メンバーで翁長知事の後援者。今回の選挙でも、玉城デニーとともに翁長知事から後継指名されていた。菅官房長官はセブン-イレブンを通じて、呉屋会長に知事選に関わらないようメッセージを送っていたといわれています」(沖縄の経済界関係者)
さらに、告示後はもっと直接的な接触もあったといわれている。11日に自民党の竹下亘総務会長が直接、安室に会ったと「日刊ゲンダイ」(9月14日付)が報じたのだ。
〈「危機感を持った自民党幹部が、ラストライブで沖縄入りする安室さんとの接触を試みているという臆測は、ずっと囁かれていましたが、知事選対応で沖縄に常駐している自民党の竹下総務会長が11日に安室さんと会ったといわれています。『知事選や基地に関係する話は一切しないで欲しい』と頼み込んだようです」(地元メディア関係者)