小説、マンガ、ビジネス、週刊誌…本と雑誌のニュース/リテラ

menu

「北朝鮮と国交断絶」を呼びかけた河野太郎外相の「安倍の犬」化が止まらない! ついにはフェイクまで垂れ流し

「予防攻撃、先制攻撃は国際法違反」という政府答弁を反故!

 この日、立憲民主党の本多平直議員から「安倍総理は『すべての選択肢がテーブルの上にある』とのトランプ大統領の立場を一貫して支持と言っているが『すべての選択肢』にアメリカからの先制的な軍事攻撃は含まれているのか」と問われた河野外相は、人を食ったように「『すべての選択肢』というのは『すべての選択肢』ということ」と答弁。同じ回答を何度もつづけた。

 狂犬じみたトランプ大統領の「すべての選択肢」を支持するとは恐ろしいにもほどがあるが、問題はここから。本多議員が「我が国は国際法上、予防攻撃、先制攻撃は違法という認識でよろしいんでしょうか」と食い下がると、なんと、河野外相はこんなことを口にしたのだ。

「一概には言えないんだろうと思います。具体的にそれぞれの事象に適して国際法に違反しているものは違反しているし、適しているものは適しているということになると」

 とんでもない答弁である。安保法制の議論がおこなわれていた2015年5月27日の特別委員会において、当時の岸田文雄外相は「国際法上は予防攻撃も先制攻撃も認められておりません。これは国際法に違反するものであります」と明確に答弁している。この河野外相の発言には、本多議員もすかさず「これまでの政府の答弁を大きく変えられるご答弁をされていますよ」と突っ込んだが、しかし河野外相は「個別具体的に判断をしなければならない」と言い張った。

「すべての選択肢を支持する」と言って憚らないのだから、トランプの行動に「個別具体的に判断」などするはずがない。国際法違反という政府の認識による歯止めを無効にしようとした河野外相の答弁は、看過できるものではないだろう。

 重要ポストを与えられただけで、あっという間に「安倍色」に染まりきった河野外相。今後の日米関係や歴史問題について考えると、河野を「お調子者」と揶揄しているだけでは済まさず、むしろ「底知れない問題児」として警戒しなくてはならないはずだ。

最終更新:2018.01.19 12:32

関連記事

編集部おすすめ

話題の記事

人気記事ランキング

カテゴリ別に読む読みで探す

話題のキーワード

リテラをフォローする

フォローすると、タイムラインで
リテラの最新記事が確認できます。

プッシュ通知を受け取る 通知を有効にする 通知を停止する