弱者叩きを黙認し、自民党以上に好戦的な維新も「国難」政党だ!
しかし、「一緒に謝ったる」と言った松井代表は、今年2月の出馬会見後も「透析病棟患者アターック!」などと公言している長谷川を放置して立候補させた。橋下自体が炎上を利用して大衆煽動を実行してきた先駆的な政治家なのだから当然といえば当然だが、維新とはつまり「差別OK、弱者叩きごもっとも、炎上大歓迎」の政党であることはあきらかだろう。
いや、それだけではない。共同通信社が今回の選挙の立候補予定者におこなった政策アンケートでは、北朝鮮に対する米軍の軍事力行使を「支持する」とした割合が、自民党で39.6%と高い数字が出たのだが、なんと維新は77.5%とダントツの高さを示したのだ。
つまり、長谷川だけが問題ではなく、維新全体が、安倍首相につづく「国難」なのである。「第二自民党」は希望の党だけではなく、この日本維新の会も同じ。長谷川のような人物は国会議員にふさわしくないと思う人には、自身の選挙区や比例代表の投票の際、懸命な判断をしてもらいたいと切に願う。
(編集部)
最終更新:2017.10.16 02:34