実際、乙武氏にも今のところ、「出馬とりやめ」をする気配はない。前述した、妻の仁美さんにまで謝罪文を出させるというやり口をみても、今も出馬する気満々といっていいだろう。
先日の記事でも指摘したが、乙武氏は一見「ハンディキャップをもった弱者の代表」のようなイメージがあるが、そのスタンスな明らかな強者のものだ。そして、「障害者自立支援法」によって弱者切りをする自民党と結びついて、その姿勢を政治に持ち込もうとしている。
不倫しようが何をしようが何の政治的影響もないベッキーと川谷絵音をあれだけ悪し様に弾劾しながら、こんな人物をかばおうとするテレビ局やコメンテーターは価値観が顛倒しているとしか思えない。
(伊勢崎馨)
最終更新:2017.11.24 09:16