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海外挑戦の五郎丸選手を自民党に続いて右派勢力が政治利用の動き! でも本人は偏狭なナショナリズム克服を表明

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「五郎丸歩 公式WEBサイト ONE for All」より


 W杯以降、メディアで引っ張りだこだったラグビー日本代表・五郎丸歩選手だが、今日5日、ラグビーの世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」に挑戦するため、オーストラリアに旅立つ。

 五郎丸が所属するクイーンズランド・レッズは昨年こそ下位に低迷したが、2011年には優勝したたこともある名門チーム。もし、ここで活躍することができれば、さらなるフィーバーが巻き起こり、イチロー並みの国民的スターになるのは間違いないだろう。

 しかし、こうした期待の一方で、懸念されていることがある。それは五郎丸が国民的スターになる前に自民党や保守勢力の宣伝装置に使われてしまうのではないかという危険性だ。

 きっかけは、昨年11月29日、五郎丸が「自民党立党60周年記念式典」に出席し、安倍首相とがっちり握手をするパフォーマンスを披露したことだった。政府のイベントでなく、一政党の式典に出席したこの行為については、批判の声も上がり、「五郎丸が政界進出か!」などと物議を呼んだ。

 五郎丸もさすがにまずいと思ったのか「週刊現代」(講談社)1月2・9日合併号で「自民党の政治家をめざしているのか、と。まさかそんなつもりも能力もありません。勘違いしていない」とあくまでラグビーの文化を伝えたかっただけと釈明した。

「あれは、日本ラグビー協会元会長としてラグビー界を牛耳っている森喜朗元首相が官邸に頼まれて動いたらしいですよ。五郎丸も森さんの要請でさすがに断りきれなかったんでしょう」(自民党担当記者)

 だが、五郎丸がいくら否定しても、保守・右派勢力は彼を手放す気がないようだ。

 自民党に続いて、今度は極右勢力も五郎丸に秋波を送っている。先日、あの極右雑誌「WiLL」(ワック)16年2月号が、五郎丸を特集。その中で、安倍応援団のひとりであり歴史修正主義者、核武装論者としても知られる評論家・日下公人が、このラグビー選手を「日本人の深い心」と「伝統」の体現者だと大絶讃しているのだ。

 日下がまず、着目しているのは、五郎丸が大学卒業直後に結婚した理由。「自分がラグビーで活躍しているところを子供に見せたいから」と発言していることをとらえ、こう誉め称えている。

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