小説、マンガ、ビジネス、週刊誌…本と雑誌のニュース/リテラ

menu

検証!SMAP騒動とジャニーズの女帝〈後編〉

止まらないメリー喜多川氏の暴走と後継者・ジュリー氏の悪評! このままでは第2、第3のSMAP騒動が…

「私の上に乗ったら、私、掻くのだけはできますからね。顔をつけるのはイヤだけど、泳ぐのは相当泳げる。海で育った子だから。威張っちゃうとね、船の帆があるでしょう。あの帆先から飛び込んでいたの。でも、悲しいかなあの人、すごく水泳がうまいのよ」

「顔をつけるのはイヤだけど、相当泳げる」とか「帆先から飛び込んでいた」とか、話が完全に水泳の思い出話に変わっていくのだ。しかも「あの人」がいったい誰なのかは説明のないまま、インタビューは終わる……。

 メリー氏は今回のSMAP騒動の渦中に「週刊新潮」(新潮社)のインタビューに応じ、非常に明晰な受け答えをしていたが、これは、周囲が相当に手を入れたのではないかと言われている。

「新潮は事前に質問書を送付したうえで、インタビューにのぞみ、回答も広報と弁護士が注意深くチェックを入れています。実態は、文書回答に近い。あのライブ感のまったくないインタビューを読んで、逆にメリーさんは人前できちんと話せなくなってるんじゃないか、という不安を感じましたね」(週刊誌記者)

 あちらこちらで囁かれるメリー氏の高齢による判断能力の低下。しかし、一方ではまったく別の見方もある。メリー氏の被害妄想や暴走は、むしろ娘のジュリー氏に原因があるのではないか、というのだ。

「ジュリーさんの評判がよくないんです。メリーさんはそのことがわかって焦ってるんじゃないでしょうか」

 こんな分析をするのは、前々回、前回の記事にも登場したジャニーズ事務所関係者だ。今回のSMAP解散騒動でも、芸能マスコミがことあるごとに後継者として持ち上げている娘のジュリー氏だが、実は社内ではその能力が不安視されているのだという。

「ジュリーさんはTOKIOや嵐をプロデュースしたとか言われていますが、実際は周りのスタッフが仕切っていて、それをジュリーさんの手柄にしている部分が大きい。マスコミもそれを知っていながらジャニーズ事務所におもねって、『ジュリー氏の企画』などと持ち上げる。今回の生謝罪後、『SMAP×SMAP』の歌のコーナーが少し変わっただけで、スポーツ紙が『ジュリー氏の新機軸』と書き立てたでしょう。あれなんて典型ですよね。でも、社内ではほとんど評価されていません。むしろ、企画力も乏しいし、人心掌握力もマネジメント力にも欠けているという評価です。さらに最大の問題は、現場にめったに行かず、口を開けばお金のことばかり。タレントへの愛が感じられないことですよ。そこがメリーさんや飯島さんとちがう。だから、スタッフはもちろん、タレントからも信用されていないですよ」

関連記事

編集部おすすめ

話題の記事

人気記事ランキング

カテゴリ別に読む読みで探す

話題のキーワード

リテラをフォローする

フォローすると、タイムラインで
リテラの最新記事が確認できます。

プッシュ通知を受け取る 通知を有効にする 通知を停止する