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安倍官邸が“下着ドロボー”高木大臣の辞任を見送った理由 被害者に口封じ工作を行っていたとの情報が

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衆議院議員 高木つよしHPより


「香典は自ら弔問して持参した」「(下着ドロボーの)事実は一切ありません」

 本サイトでも何度も報じている“パンツ大臣”こと高木毅復興相問題だが、10日、11日の予算委員会集中審議で下着ドロボーについて追及されるも、メディアの後追いも少なく、年内の国会招致をしないという安倍政権の憲法無視の暴挙に救われた形で、現在のところ大臣辞任には至っていない。

 本サイトでは11月8日に、下着ドロボーの追及を恐れた安倍首相が集中審議前に高木大臣を更迭させるとの情報をお伝えしたが、実際には丸川珠代環境相、馳浩文科相、島尻安伊子沖縄担当相らの公職選挙法違反や政治資金規正違反疑惑が指摘されたことで、辞任ドミノを恐れた安倍首相が、辞任を見送る可能性を示唆。これを11月11日に記事化している。

 そんな一連のドタバタの内情を今週発売の「週刊朝日」(朝日新聞出版)11月27日号でジャーナリストの鈴木哲夫が寄稿している。

 記事によれば高木大臣の辞任情報が駆け巡ったのは11月6日のことだった。

〈自民党幹部や中堅議員らは『本人が、予算委員会に出たくないと漏らしているらしい』(自民党幹部)『官邸は後任人事の検討に入り、すでに二人の名前が挙がっていると首相周辺から聞いた』(自民党中堅幹部)との話が流れた。〉

 さらにこの日、高木大臣は安倍首相とサシで会っていたことが判明し、一段と辞任説に拍車がかかった。

「以前、西川公也農水相が辞めた時などもそうでしたが、必ずその直前に首相とサシで会っている。また、閣僚スキャンダルの対応は、閣内のガバナンスを一手に引き受けている菅(義偉)官房長官が早め早めの対応をとってきた。今回も後任とされた名前が、菅さんが評価している議員だったこともあって、『いよいよ危機管理に動き出した』との見方が広まったのです」(自民党幹部「週刊朝日」より)

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