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大阪ダブル選挙で橋下市長の暴言とデマがヒドい! 演説で「おまえらチンコついてんのか」、共産党市議の発言捏造

 選挙戦中盤の14日には、大阪・ミナミのアメリカ村に立ち、「若い人たちがもっと(5月の)住民投票に行ってくれたら都構想がスタートし、東の東京都、西の大阪都になっていた」と若い世代の政治参加を訴えた。しかし、これまで何度も指摘されているとおり、5月の住民投票は、単に大阪市の廃止・解体の賛否を問うものであり、仮に可決されていても、「大阪都」などにはならず、大阪府は大阪府のままだ。「都」になれば、なんとなくよさそうというイメージだけでごまかす詐術である。

 そもそも、住民投票前には「最初で最後のチャンス」「何度もやるものではない。一回限り」と繰り返し明言してきた「都構想」を再び維新が公約に掲げていること自体、嘘をついたと批判されて然るべきものだが、前述のような状況にあるメディアは問題視することなく、「争点は都構想」などと報じている。

 今回の選挙で橋下がとりわけ攻撃ポイントとしているのが、自民党と共産党が「維新政治を終わらせる」の一点で手を組んだこと(共産が自民候補を自主支援)。橋下は街頭でこんな発言を繰り返している。

「(自分という)一人の男を倒すためだけに自民党、民主党、共産党と3つの政党が組まなきゃできないのか。 おまえらチンコついてんのか」(11月7日)

「(自民の府知事候補が自身のシンボルカラーの)赤い服ばっかり着て、どこまで共産党が好きなんだ。自民と共産が手を組むなんて大阪だけですよ」(11月8日)

 そして、ツイッターではとうとう明白なデマを拡散し始めた。14日の書き込みだ。

〈大阪共産党幹事長山中氏「この選挙が終われば自民党は共産党の言いなりになる!」 youtu.be/D7cKaiw2Ls4  自民・共産連合の相手方候補が市長・知事になれば、大阪は暗黒だ。共産党の応援を受ければこう言われるの当然なのに。大阪自民も終わった。〉

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