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萩生田文科相が芸者遊びにノーマスク会食、菅首相がマスク会食呼びかけた日に… 石田純一や手越を叩いたワイドショーはなぜ沈黙?

 だが、その後に萩生田事務所がおこなった回答は、言葉を失うような内容だった。

まず、書面での回答では、「会食は経済界のお招きにより遅参、中座でしたが出席をさせて頂きました」「長時間、大人数のものではなく、店側にも対策を講じていることを確認しているため、適切であったか否かを一概に言うことはできません」とし、芸者との会食についても、こう説明したという。

「芸者は食事をしていません」
「また、芸者がいるかどうか、会食の場に行くまで知りませんでした」

「芸者は食事をしていません」って、そんなことは当たり前の話で、問題は芸者を同伴するような酒席に参加していたことだが、なんと、さらに萩生田事務所側はこう言い張ったというのだ。

「少人数で長時間ではなかったため、首相の言う会食にはあたらない」

 少人数で長時間でなければ「会食」ではない……!? そんなこと、さすがの菅首相でも口にはしていないはずだし、菅政権が継続にこだわっていた「GoToイート」だってこの時点で会食は4人以下に人数制限されていた。そもそも辞書には「会食」は「人が集まって一緒に食事をすること」と書いてある。つまり、文科大臣ともあろう人物の事務所は、言葉の意味まで捻じ曲げて、芸者同伴の「会食」を正当化したのだ。

 想像の斜め上をゆくこの回答には開いた口が塞がらないが、これには松尾貴史もこうツイートした。

〈奥義、ごはん論法。「芸者は食事をしていません」いや、この会食で食べたかどうかは感染の原因云々にならんでしょうが。芸者を間に挟んで至近距離で軽口を叩きながら利権の話なのか慰労なのかをしていたのでしょう。その立場で,このタイミングで。教育行政のトップの品性がすっとこどっこいですよ。〉

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