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「匂わせ写真」「杏にいいね」…東出昌大と唐田えりかバッシングの言いがかりぶりを検証! 不道徳なのは弱小事務所いじめだ

 また、生け花の「不倫願望」というタイトルは、東出が出演していた『あなたのことはそれほど』(TBS)という不倫を扱ったドラマの番宣を兼ねて出演した際のもの。PRのためにドラマに寄せたタイトルをつけただけなのは明らか、というか実際に東出本人が考えたタイトルかどうかすら怪しい。

 さらに、ひどいのは“唐田が杏の写真に「いいね!」した”というもの。これ、正確にはドラマで杏の相手役だった宮沢氷魚のインスタに「いいね!」しただけで、唐田はもともと宮沢と共演経験があり宮沢のインスタにも登場している。友人である宮沢のインスタで、杏が映っていても友人が大抜擢されたドラマの報告に「いいね!」しても何もおかしくないだろう。

 カンヌ映画祭のエスコートにいたっては、世界中のカメラが向けられたパブリックな場での出来事。小学生が「映画やドラマのなかでのキスが本気っぽい」と言っているようなレベルだろう。

 また『Mr.サンデー』(フジテレビ)や『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ)などは、映画のロケ地のひとつである宮城県名取市での撮影風景を捉えた写真やエキストラ男性の証言を紹介。「見つめてる」「他の人は入り込めない空気感」などと無理やり煽っていたが、撮影中なんだからそりゃそうだろうという話だ。

 いずれにしても、この程度の情報で、交際とか不倫とか言っていたら、恋愛映画や恋愛ドラマで共演している人は全員怪しいという話になってしまう。東出も唐田も不倫を認めてしまったために沈黙しているが、普通なら名誉毀損で訴えてもおかしくないほどだ。

 いったい、なぜこんな根拠レスな報道が繰り広げられているのか。実は、そもそもスクープした「週刊文春」(文藝春秋)の記事にも、東出と唐田の交際については決定的な証拠は掲載されていない。

 東出と唐田が密会しているツーショットや、ホテルや自宅マンションといった同じ建物に時間差で入るショットなどの決定的写真もないし、LINEやメールのなどの記録も一切ない。交際のディテールについて関係者の証言や目撃談もない。2人ふたりが共演した映画のプロモーションで「アツアツぶりが話題だった」とか、交際の噂話にすら満たないレベルのことばかり。

「文春」が掲載している「ツーショット写真」も、不倫関係を裏づけるものとは言い難い。屋外での飲み会と思しきワンシーンで、ふたりの腕の位置から考えるとふたり以外の第三者が撮っており、ふたりきりで会っていたわけではないことは明らか。写真は「2017年8月」の日付とあり、2017年8月“何日”の写真か書いていないため特定できないが、2017年7月末から8月末は共演映画『寝ても覚めても』の撮影期間。記事内で写真について〈唐田が自分でプリントアウトし、仲間内に配ったもの〉と説明されていることからも、前述したような撮影前後のオフショットである可能性が高い。

 それでも、「文春」がここまで踏み込んで書けたのは、ようするに杏サイド、それも杏本人に限りなく近いところから、情報が取れているからだ。

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