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三浦瑠麗がヘイト規制の討論で「保守速報を禁じるんならリテラも禁じるべき」 反論されると「ほとんど読んでないので」

 ン? 「保守速報」って、あの有名ネトウヨまとめサイトのこと? ネトウヨの掃き溜めで、在日コリアンに対するヘイトデマをばらまき、裁判でも「差別」に認定され、損害賠償を命じられたあの保守速報のことか……って、えっ!? 「保守速報禁じるんだったらリテラも禁じるべきですよね」って三浦サン、コレ、どういうことよ。さすがに頭が混乱してしまうが、その後の流れはこんな感じだった。

古谷「いや、僕はそう思わないけど」
夏野「いや、普通に考えたらそうだよね」
三浦「私は、デマ度合いでは」
夏野「デマ度合いでは一緒だから」
三浦「デマ度合いは一緒なんで」
古谷「え、ちょっと待ってください。保守速報と? え?」
ひろゆき「個別のメディアの話はいいじゃない」
古谷「いや、ちょっと。保守速報とリテラ同じなんですか?」
三浦「まあほぼ同じですね」

 おい、まったく違うわ。っていうか、三浦も夏野も「普通に考えたら同じ」とか「デマ度合いでは一緒」とか、いったい何をもってそんなことを言っているのだろう。

 たしかに、本サイトも誤報を出してしまったことがないわけではないし、その姿勢や口調は新聞やテレビのような忖度メディアと違って、厳しく激しい一面はあるかもしれない。しかし、意図的にデマを拡散したことなんて一切ないし、誤報を犯した場合はきちんと謝罪をしている。立ち上げから5年経つが、名誉毀損での訴訟を起こされたことも一度もない。

 というか、その批判対象は政治家や官僚、大企業、メディアなどの権力、あるいは三浦サンや夏野サンみたいな権力の御用文化人として世論を誘導している人たち、そして差別を垂れ流しているネトウヨなどに限っている。

 ましてや韓国人や中国人、在日外国人を一括りにして差別を扇動するヘイトデマを発するなんて論外だ。リテラは、むしろ、韓国人や中国人、在日外国人を一括りにして差別を扇動するヘイトデマを発するデマ情報を厳しく批判し、ネトウヨや産経新聞などのヘイトデマ、フェイクを暴く記事をたくさん送り出してきた。

 それを、差別でPVを稼いでいる保守速報のようなまとめサイトと一緒にされるとは。断じて容認できない。本気で抗議したいくらいだ。

 だが、番組の討論を続けて見ていると、もはやそんな気も失せてしまった。「保守速報を禁じるのだったらリテラも禁じるべき」と主張する三浦氏に、古谷氏が「なんで?」と尋ねるのだが、それに対する三浦サンの返しが、あまりにも呆れるものだったからだ。

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