神谷氏が日本から他国への教育や物資を提供すべきだとした上で、「貧しい国にいくとね、カオスなんで、これはちょっとどうもならんなと」と発展途上国を念頭に話すと、立花氏はこうまくし立てた。
「だって人間と思えないでしょ。申し訳ないけど。あの、批判しているとかじゃなくて。だって学校に行ってもいないわけだし。もう目の前のご飯を食べること(だけを考えている)、だってうちの飼っているネコとあまり変わらない人、いっぱいいますよ。でもそういう人は、ご飯をあげたら繁殖するんですよ、言い方悪いけど。いっぱい子ども産むんですよ、やることないから。避妊に対する知識もないし。だから今、世界の人口増えてるとは言ってますけど、増えてるのは、いわゆる先進国の人は減ってるんですよ、日本とか。でも増えてるっていうのはそういう発展途上の国の人たちが無計画に子ども産むから増えてるわけでしょ。そうすると、その人たちが増えることによって、自分たちはがんばって働いているのに、その人に食べ物や資源を持っていかれる。じゃあこの人たちを減らそうという考えを持つのが、たぶん戦争だと思うんですよね」
発展途上国の人々を「人間と思えない」「うちの飼っているネコとあまり変わらない」という立花氏。2017年の相模原障害者施設殺傷事件で逮捕された植松聖被告は、「障害者なんていなくなればいい」などと主張した。接見した新聞記者には「殺したことは認めるが、彼らは人ではないので殺人ではないと訴えたい。みんな分かってくれるはずだ」と述べたという(産経新聞2018年7月22日付)。
立花氏は、神谷氏との対談のなかで以下の発言もしている。
「僕がだから唯一言ってるのはね、とにかく下等な人類に関しては、もう吊るしてしまうという。無茶苦茶なことよ。だからこれ、やれって言ってるわけじゃないし。それしか無理。ある程度の知識がある人しかこの地球にまず残さない。で、ガンッと人を減らしたうえで、人口をコントロールして。ちゃんとね、いわゆる避妊できる人とやるしかないんじゃないの。これ、やれと思わへんし、やるべきでもないと思うし、それこそ人間こそ神から与えられた命なんだから、自然にまかせたらいいんじゃない」
また、立花氏は「人種差別をやめようと思ったことがない」と宣言している。念のためしつこく断っておくが、以下は対談動画のセリフを忠実に書き起こしたものである。
「あーそうか、俺、人種差別は、こんなん政治家が言ったらあかんけど、やめようと思ったことないから。だって、差別とかいじめっていうのは、これも神様がつくった摂理だから、本能に対して逆らうことになるでしょ。だって、誰かを差別したり、だれかをいじめることによって自分が安心できるっていう人間持ってる本来の摂理なので、それ〔引用者注釈:人種差別をやめること〕が本当に正しいのかっていうのは、すごく疑問がある。政治家という立場としてはそんなこと言っちゃいけないんだけど。だから政治家辞めたいんだけどね、正直」