いかがだろう。もはや安倍首相の態度は無責任というようなレベルではないことがわかっていただけるかと思うが、じつはこのあとも安倍首相は、日米貿易交渉でトランプ大統領との「密約」があるのではないかと追及する玉木代表に「密約だ、密約だって言うのは勝手ですけど、じゃあ、なんか証拠でもあんの?」とガラの悪さを露呈。その上、こんな台詞まで吐いたのだ。
「私がしゃべってるあいだ、玉木さん、静かにしていただけますか? 学級、崩壊した学級みたいになっちゃいますから」
さんざん話題をずらしてギャンギャン吠えて学級崩壊状態だったお前が言うか……という話だが、これが日本の総理大臣の姿なのだから笑うに笑えない。ただひとつたしかなのは、安倍首相こそが自民党が配布したトンデモ冊子を実践・体現する者だということだ。
きょうからの選挙戦でも安倍首相は、国民が不安を抱く年金問題では恣意的な解釈をした都合のいいデータを並べ立てて粉飾し、またぞろ野党批判を街角でがなり立てるのだろう。こんな低レベルかつ国民と向かい合わない政権与党でいいのか。有権者は冷静な判断をしていただきたいものだが……。
(編集部)
最終更新:2019.07.04 11:29