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水原希子が入国審査官の排外姿勢を真っ当批判するも理不尽な炎上! 水原攻撃の裏に潜むヘイトとミソジニー

 たとえば、2016年にはこんなことがあった。はじまりは、中国のネット上で「水原が靖国神社に参拝している」「水原が旭日旗を背景にポーズをとっている」とされる写真が出回って批判が起きたことだった。

 これを受けて、水原が中国の動画サイトに靖国神社と旭日旗の写真に写っているのは自分ではないことなどを説明する動画をアップすると、今度は日本のネトウヨが発狂。

「迷惑だから日本人の振りすんなや、クソ外人が」「在日は出ていけ」「都合の良い時だけ、日本人。悪くなったら、日本人じゃない」などといった、口にするのもはばかられるヘイトスピーチを水原に投じ始める。

 ネトウヨだけではない。ネットニュースも「中国に謝るのはけしからん」と大合唱。「中国の芸能界で稼ぎたいから尻尾をふっている」「日本人じゃないから許しては都合よすぎ」などと、水原への攻撃を展開した。

 もともと、水原はネトウヨたちから目の敵にされていたが、これをきっかけに、そのヘイト攻撃がエスカレートしていく。

 2017年9月には、水原がサントリー「ザ・プレミアム・モルツ」(以下、「プレモル」)のイメージキャラクターとしてCMに出演すると、プレモルの公式ツイッターアカウントがヘイト攻撃によって大炎上する事態に発展した。

〈日本人じゃないのに!通名と同じ作戦か!?サントリーは当分、不買だろ〉〈エセ日本人がcmしてるから買いません〉〈水原希子は見たくもない=アメリカ国籍の朝鮮人。なんでサントリーは、こんなのをCMに起用するんだ?。反日企業と言われてもしょうがないね!。〉などという、おぞましいヘイトスピーチを含んだリプライが大量に押し寄せたのだ。

 また、たびたび起きる水原の炎上には「出自」以外にも、もうひとつ要素がある。ミソジニーの問題だ。SNSを見ると、この炎上に対してこうしたコメントもある。

〈こういう偉そうな女一番嫌い〉

 要するに、「女は社会への不満など口にせず、黙って言うことを聞いていればいいんだ」ということだ。

 これと同種の攻撃に晒されているのがローラだろう。

 昨年末、辺野古基地反対署名を呼びかけたローラがネトウヨから大炎上したのは記憶に新しい。

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