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安倍政権が元号に続き紙幣まで私物化! 異例の発表前倒しに田崎史郎も「空気を変えたかった」と政治利用を指摘

 10日放送の『ひるおび!』(TBS)では、財務省幹部の「『やれ』と言われた時に事務方が『すぐに出来ません』とは言えない」との言葉を紹介。官邸に近いジャーナリスト・田崎史郎氏が、「去年の6月か7月に麻生さんが印刷局を視察してるんですよ。それは、当時理財局長の太田(充)さんも一緒に行ってる。もう、その段階からやろうということになってたんだと思います」と指摘した。

 田崎氏は同日の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)でも、昨年6月4日に公文書改ざん問題の調査結果を発表した直後には、新紙幣に向け動き出していたと解説している。

 田崎氏ですら、新紙幣デザイン発表のタイミングについて「(準備のためだけでは)今でなければならない理由にならない」「やっぱり新元号の発表とリンクしてるんじゃないかって思わざるを得ない」「このタイミングで空気を変えたかったのでは。令和特需も意識している」とコメントしているように、発表時期はどう考えても政治判断によるものだろう。

 安倍首相は「お札を変えた総理大臣」というレガシーが欲しかったのではないか。だとすると「元号の私物化」に続いて「紙幣の私物化」と言わざるを得ない。リオ五輪閉会式での「安倍マリオ」の悪夢もそうだったが、安倍首相は何から何まで政権浮揚目的のパフォーマンスに利用している。こんな“私物化政治”をこの国の国民はいつまで許しておくのか。

最終更新:2019.04.11 10:44

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