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焼肉効果? 古市憲寿が安倍首相&昭恵夫人を必死で擁護!「忖度に責任とれ、はおかしい」「『いいね』はただの既読」

 そう考えてみると、古市クンが『とくダネ!』で展開した昭恵・政権擁護は、メッキが剥がれたというよりも、もはやスタンダードと言うべきなのだろう。実際、古市クンは番組のなかでも、安倍政権を守ろうとするあまり、こんなことまで言いだしていた。

「結局、今回の事件って忖度の責任を誰がとるのかってことにつきると思うんですね。今のところ首相が文書改ざんを指示しろって言った情報とかないわけじゃないですか。ってことは今のところ忖度の案件であって、忖度ってすごく難しくて、たとえば僕たちコメンテーターも小倉さんに忖度して言わないことだって結構あるわけですよ」

 ここで小倉が「そうなの?」と聞き返すと、あわてて「いやいや、別にないけど、あ、え、でもあるとした場合」などと釈明。いかにも“強者の空気は読みまくる”古市クンらしい反応だが、看過できないのはこう続けたことだ。

「でもあるとした場合、その忖度しちゃうのはこっちの責任なのか、それとも小倉さんが偉そうにしている責任なのか。すごいグレーゾーンが多いじゃないですか。だからその忖度の責任を必ずしも権力者側がとらなきゃいけないってのは、ちょっと違うんじゃないかなって思っちゃうんですよね」

 いったい何を言っているのだろう。古市氏は一般の組織や人間関係に置き換えて、さも「立場が下の人が勝手にやったことだから、上の人は責任をとらなくていい」という風に言っているが(そもそもそれ自体、社会的に通用しないことはもちろん)、これこそ、いま安倍政権が必死で垂れ流している「最終責任者は佐川」という言い逃れのコピーに他ならない。

 だいたい、「忖度」の問題は事件の過程であり結論ではない。そして、公文書改ざんは刑事犯罪であり、民主主義の根幹を揺るがす国家的犯罪である。私たちは官僚を直接的に選べないが、政治家は選挙で替えられる。当然、国家の犯罪の事実に対し責任をとり、国民の批判を受けて辞任すべきなのは、財務大臣の麻生太郎であり、行政の長である安倍晋三だ。それとも古市クンは、安倍首相と麻生財務相が、改ざん発覚まで「佐川は適材適所」と強弁してきたことを忘れたとでも言うのだろうか。まったく、話にならない。

 しかし、この“ネオ御用学者”にこうやってまともに反論をしても、もはや手遅れなのかもしれない。本サイトでは何度も指摘しているが、古市氏は2014年4月に「第2期クールジャパン推進会議」の委員に選ばれたことを機に、稲田朋美元防衛相をはじめとして安倍政権と急接近。翌15年には安倍首相が歴史修正主義の権威付けのために肝いりで設置した自民党の機関「歴史を学び未来を考える本部」に起用された。

 その頃から、古市クンの“空気を読まない若者”を気取った芸風は、“弱者に対しては空気を読まないが強者の空気は読みまくる”という風にどんどん変化していった。そして今や、安倍首相と和気藹々と飯を食う間柄にまでなったのだ。

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