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ビートたけし「恩人を切り捨て愛人と独立」の報い…“陰の共同監督”を切り捨てて北野映画は撮れるのか

「テレビを見ていてもわかるように、タレントとしてのたけしは、滑舌や反応も悪く、ほとんど使い物にならない。それでも、テレビのレギュラーがたくさんあるのは、映画監督としての評価があるからです。それが維持できなければ、それこそタレントとしての商品価値が下がり、テレビでの仕事もどんどん減っていくという事態になりかねない」(テレビ局関係者)

 さらにもうひとつ気になるのが、“芸能界のドン”との関係だ。たけしが右翼団体からの抗議を受けたあと、太田プロから独立し、オフィス北野を立ち上げたことは先述したが、その際、右翼団体との仲裁に入ってもらった見返りとして、バーニング系が経営に入り込んだとの情報が流れた。実際、オフィス北野設立時には、バーニングプロダクション周防郁雄社長の朋友である、ライジングプロダクション社長の平哲夫氏はじめ、複数のバーニング人脈が役員として名を連ねていた。現在、その関係がどうなっているのかは不明だが、今回の「たけしが愛人と独立」をスクープしたのが、バーニング御用達として知られる「スポニチ」だったというのも気になる。

 もしかしたら、たけし独立を快く思っていないバーニング系が今後、バッシング報道を仕掛ける可能性もあるかもしれない。

 しかし、たけしは周りの人間をすべて裏切り、芸能界を敵に回しても、A子さんを選んだ。“老いらくの恋”と言えば聞こえはいいが、これ、もしかしてあのパターンではないのか。やしきたかじんとか、高倉健とか、宇津井健とか、男性大物芸能人が晩年になって出会った女性に、周囲が困惑するほどハマってしまい、相続などの大きなトラブルに発展する事態が続発している。

 もちろん、前述したように、そういう人生を選ぶのもたけしの自由だ。ただ、あのたけしが明らかに年老いて弱っているがゆえの行動に出ているのをみていると、やはり一抹の寂しさを感じてしまうのである。

最終更新:2018.03.15 11:04

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