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年末特別企画 リテラの2017年振り返り

最後は半裸インスタで炎上! 安倍昭恵夫人“夫に守られやりたい放題”の1年をカレンダーで振り返ってみた

 モリカケ疑惑の追及から逃げたい一心で「国難突破解散」をぶち上げた安倍首相。選挙中は夫に代わって地元に張り付いた昭恵夫人だが、有権者から「証人喚問は行かれないんですかね?」と質問されると、笑顔で「あ、はい。呼ばれていないので」と返事してそそくさとその場を後にした。安倍首相はこうした現場をマスコミに押さえられたくなかったのだろう。安倍事務所は個人演説会の開催時には“昭恵夫人に危害が加えられる可能性がある”という滅茶苦茶な理由で取材を拒否した。
 しかし、その一方で、選挙の投開票日を控えた10月14・15日に開催されたイベント「FUJISAN地球フェスタ“WA”2017」では、またも昭恵夫人の「口利き」疑惑が浮上。このイベントはオカルト宗教家の男性が率いており、男性と関係をもっていた昭恵夫人は「名誉顧問」に就任。そして、不可解なことに同イベントを内閣府や経産省ら11省庁に多数の自治体が後援したのだ。
 この「疑惑」が浮上すると、イベント開催前に「名誉顧問」としての昭恵夫人の名前はHPから消されたが、この期に及んで不信感をさらに煽る行動をとるとは……。アキエイズム、恐るべし。


【11・12月】「嫌いな夫婦」に選ばれても関係なし! 夫婦でまたも「悪巧み」会に

 選挙も終わり安堵したのか、昭恵夫人は11月に入ると講演で「今年は学校のことで、いろいろございました」と述べて笑いをとるほどに。もちろん、この発言には批判が殺到したが、すると12月にベルギー大使館でおこなわれた勲章授与式では「今年はほんとうに私にとっていろいろなことがあったので、つらい1年でした」と涙ながらに挨拶。
 いくら被害者ズラをしても、国民はこの1年を通して、昭恵夫人および安倍首相の自分勝手な振る舞いをしっかり見てきた。その結果として、現在発売中の「週刊文春」(文藝春秋)に掲載された「嫌いな夫婦」読者アンケートでは、芸能人夫妻が占めるランキングで4位に選ばれた。
 だが、そうした国民からの目も気に留めず、12月23日に安倍夫妻は、例の「悪巧み」パーティの舞台となった鉄鋼ビルディングのエグゼグティブラウンジで、やはり悪巧みメンバーだった増岡聡一郎・鉄鋼ビルディング専務らと会食したのだった。


 ──会計検査院が国有地の土地取引が不当だったことを認め、さらに音声データによって財務省と国交省が異常な取引を主導していたこともわかった。その大元に昭恵夫人という存在があることは、口利きFAXによって証明されている。森友問題が「アッキード事件」であることを、大方の国民は知っている。しかし、昭恵夫人は結局、何ひとつ反省していない。この2017年は、彼女に言わせれば「災難の年」でしかなかったのだろう。
 事実、昭恵夫人は3月におこなった講演のなかで「社会のため、弱者のため、世界の平和のために、休みもなく日々がんばっております」と強弁した。縁故主義ではないかと非難が、一向に彼女には届かない。それは、どんな傍若無人な振る舞いも黙認し守ってきた総理大臣の夫の絶対的な権力を「当然」のものと受け止めている証拠だ。
 昭恵夫人は来年もきっと、無反省のまま自分の信じるままに突き進み、国民の顰蹙を買うという行動を繰り返すだろう。そう、夫が総理大臣でいるかぎり、昭恵夫人の厚顔無恥に国民は付き合いつづけなくてならないのである……。

最終更新:2018.01.29 01:54

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