首相官邸Facebookより
昨7日、トランプ大統領は日本を離れ、韓国入りしたが、日本のマスコミはいまだ“トランプ接待モード”から抜けきれていないらしい。今度は、韓国で起きている反トランプデモや文在寅大統領とトランプの距離感をもちだし、それに比べて安倍首相とトランプ大統領がいかに仲がよかったかを強調する報道を繰り広げた。
差別主義者の暴君との蜜月をかくも自慢げに語るとは、どういう神経をしているのか疑いたくなるが、この評価に大喜びしたのが当の安倍首相。トランプ米大統領とウマが合う理由を聞かれ、「なんでも率直にオープンに意見を言うのがよかったのかな」などと語ったという(日本テレビ『news every.』より)。
「おいおい、あんたがいったい何を“率直に”主張したのか」とツッコんだのは本サイトだけではないだろう。実際、安倍首相はトランプの主権国家を踏みにじるような言動に一言も抗議できず、「武器を買え」と迫られると、「買います買います」と二つ返事。むしろ、情けないほどの“ポチ犬”ぶりを世界中にさらけ出しただけだった。
しかも、安倍がこびへつらった相手はトランプだけではない。先に来日した娘のイヴァンカ大統領補佐官と会食した際には、召使いのように会食会場の高級旅館の入り口に立ってイヴァンカを待っていたのである。こんな総理大臣を見たことがあるだろうか。
マスコミはほとんど報じていないが、実は5日、霞ヶ関カンツリークラブで行われたゴルフでも、2人の関係を物語るシーンが見られた。