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山本太郎が街頭で叫ぶ!「この政治状況でも闘う方法はある!!」改憲翼賛体制にどう抗うのか?

〈そろそろ憲法25条が守られる政治をやりませんか? 今ある憲法も守らないような者たちに、憲法なんて変えさせちゃだめだっていう話です。9条がとか、戦争法がとか、共謀罪がって言ったって、政治に興味のない人にはよくわかりません。
 ちゃんと説明するにはそれぞれ30分はかかる。周りの人たちが興味のない事柄にわざわざ時間割いて聞いてくれますか? 多くの人々は時間の余裕もないですよね? 仕事や生活で疲れきってて、ゆっくりしていたいですから。
 でも伝えなきゃいけないこともある。だったら、いちばん生活に直結した部分で憲法とは何かってことを話していかなきゃ、理解深まらないです。自分ごとにならないです。
 まず、ずいぶんと長いあいだ、この国に生きる人びとは、この国で働く人びとは、憲法違反状態にさらされ続けている。それを取り戻せるのは政治だって話なんです。あなたが取り戻すんだって話です。力を合わせてやりません? どうでしょう? 夢見すぎ? いちばん現実的だと思いますよ。金がないわけじゃない。企業は過去最高益をあげている、たくさんの金融資産もある。あるところから取ればいいじゃないか。ないところから取るな、あるところから取れ、なければ金を刷れ!
 追いつめられてるんですよ、ひとりひとりが。もっと余裕がもてるように、“健康で文化的な最低限度の生活”ができるように、憲法が定めているんだから。そういうような経済政策をするべきだと思うんですよね。憲法を変えるんだったら、それからだって話だと思いません? 私はそう思います。
 夢見てんじゃないんですよ、全有権者の2割、その票を集めた自民党が2012年、政権をとってるんですよ。投票に行ってない人たち、どれくらい? 40%くらいの人があきらめてる。みんな、苦しい思いしてるんだったら、ゆるくつながろうよ。それで変えられるんですよ。
 総理大臣、何もえらくないです。国務大臣、何もえらくないんです。政治家、何もえらくない。期間限定の代理人にすぎません。総理大臣なんて、雇われ店長と一緒です。
 じゃあ、この国でいちばんえらい人、誰ですか。そう、みなさんですよ。主権者、国民です。
 この国の株主、オーナーは、みなさんおひとりおひとりなんですよね。そのオーナーが、雇われ店長がやっている店の運営、そこをチェックしなくなったら、好き放題やります。
 店、つぶれちゃいますよ。もう1度オーナーとして、株主として、この国のあり方をぜひチェックしていただきたいと思います。もうすでに、みなさん、そういうことされていると思いますけど、もう1度チェックを。〉

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