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安倍首相の体調悪化は本当なのか?「潰瘍性大腸炎悪化で極秘入院準備」情報の一方で加計追及かわす仮病説も

「取材からも潰瘍性大腸炎が悪化していることは間違いない。ただ、8月には内閣改造を控えているため、官邸から離れて入院するわけにはいかないので、公務、政務をこなしながらの極秘入院を検討しているとの情報が官邸から入ってきた。主治医のいる慶応病院はマスコミにマークされている可能性があるので、首相官邸にほど近い総合病院に極秘入院を打診したという話もあった」

 さらに、この極秘入院は新たな治療法を試みるためではないかとの情報もあるという。

「主治医たちは、すでに漢方医の協力も得て、東洋医学も試すなど、さまざまな治療に当たっているようだが、極秘入院がもちあがっているのは、健康な人の便に含まれている腸内細菌を患者の腸内に植え付ける『便移植』をやるためではないかとの情報もある。便移植は、欧米を中心に潰瘍性大腸炎などの新しい治療法として注目されているものですが、国内ではあまり例がない。信ぴょう性がどこまであるかわかりませんが」(前出・大手紙政治部デスク)

 いずれにしても、安倍首相の体調悪化説はかなりリアリティのある話であることがわかってきたが、しかし、ここにきて、永田町では全く逆の、仮病説も流れている。その理由は、体調悪化説がもっぱら、官邸周辺から流れているからだ。

「外遊にも医師が1人ついていったようだし、帰国後もかなり顔が赤くむくんでたるため、首相の体調がよくないのはたしかだろう。ただ、普通なら、首相の健康不安は求心力低下につながるため、官邸は必死で打ち消すはずなんだが、今回は官邸があまり情報を否定しないんだ。それどころか、内調関係者はむしろ積極的に、体調がよくないようだなどという情報を流している。そのため、加計学園問題での支持率低下と追及をかわすため、意図的に病気説を官邸が流しているんじゃないかという情報もある。『体調が悪化しているのに、命をかけて政治に取り組んでいる』という印象を与えて、イメージを回復させようとしているんじゃないか、と。あるいは、病気を理由に閉会中審査から逃げるための伏線じゃないかといううがった見方まで流れているね」(政界関係者)

 安倍首相の体調が本当に悪化しているのか、あるいは、加計問題をかわすための仮病なのか、残念ながら現段階ではこれ以上の判断はつかない。しかし、どちらにしても、安倍首相は一刻も早く総理の椅子からおりるべきだろう。それが、国民のためになることは間違いないのだから。

最終更新:2017.07.23 12:26

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