一方、中居や草なぎ、稲垣については、ジュリー社長はいまもノータッチ。それどころか、ジャニーズ事務所はスケジュール管理をしているだけで、企画の売り込みなどは一切行っていないという。
「来年の新しい仕事が決まったとはいっても、すべて、以前の仕事のスペシャル版だったり、以前から計画があったものばかり。テレビ局のオファーをこなしているだけで、新しい仕事は積極的に取りにいっていないんですよ。SMAP解散後も商売になるなら、4人が仕事を続けることを妨害しないでしょうが、この調子では、ちょっとでも人気に翳りが出てきたら、どんどん仕事が減っていくでしょう。SMAPの4人はそのうちフェードアウトしてしまうんじゃないか、という気がしますね」(前出・テレビ局関係者)
いや、4人だけではなく、キムタクも未来は危うい。というのは、ジュリー副社長に飯島マネージャーのようなアイデアやプロデュース力がないからだ。さりとて木村自身にも中居のようにセルフプロデュース力があるわけでもない。このまま、少しずつ老いがすすんで、人気が低下していっても、それをくつがえすような新機軸が見つかるとは到底思えないのだ。下手をすると、少年隊の植草克秀や光GENJI残留組のようになってしまうかもしれない。
そう考えると、やはりSMAPのメンバーはジャニーズから独立し、飯島氏と合流すべきだったのだ。圧力によって今までのような大きな仕事はできなくなったとしても、飯島氏のプロデュース能力をもってすれば、これまでにない新しいアイドル像を見せることができたはずだ。
まあ、今となってはそんなことを言ってもしようがないのかもしれないが……。
(島原らん)
最終更新:2016.11.14 09:00